【餅菓子と珈琲hanayori】
🍡【餅菓子と珈琲hanayori】
(さくらざか栄心堂安茂里店)
長野市宮沖3577-5
🍡
☕️
さくらざか栄心堂。善光寺北参道に本店があります。ながの東急地下店・稲里店・安茂里店。長野市内に4店舗を構えている和菓子屋さんです。気軽に買えるお店で、いつも賑わっています。胡桃団子や蓬団子が美味しい。蕎麦団子も捨てがたい・・・。いつも迷った挙げ句に全種類を買ってしまう。
こちら、さくらざか栄心堂安茂里店では、カフェ「hanayori」を併設しています。お店で購入したものもいただくことができます。ドリンクも色々揃っていて、珈琲と和菓子の取り合わせを店舗でいただける。「cafe」のように画像が映えなくてもよい。お団子で癒される。・・・この雰囲気「休憩している」って実感します。
休憩をしながら、空模様を見る。電車の往来を眺めて、踏切待ちの人々を見る。国道19号を走る車を目で追う。これから向かう道を思い浮かべる・・・。
先人が記した本の中でしか味わえない、街道筋の休憩所「茶屋」。
こんな感じだったのだろうか。
江戸時代の旅人と同じ時間を共有できるような、・・・気がする。
・・・・・
『続膝栗毛』
📚『続膝栗毛』全十二編
十返舎一九 1810〜1822
江戸時代の流行作家「十返舎一九」(1765〜1831)。
「東海道中膝栗毛」(1802)が大ヒットとなり、以後、二十年以上にわたり「膝栗毛」の続編である「続膝栗毛」シリーズや「金草鞋」(かねくさのわらじ)シリーズなどの旅行記を書き続けました。これらの作品は、旅行ガイドブックの役割も担っていました。「信州を旅するなら「善光寺」は外せない」、という設定は、読者の要望に応えていたものと思われます。
📖
続膝栗毛 第三・四・五編(木曽街道続膝栗毛)
続膝栗毛 第六・七編(木曽街道続膝栗毛)
続膝栗毛 第八編(従木曽路善光寺道続膝栗毛)
中山道で軽井沢から木曽路へ向かい、折り返して洗馬、松本、保高、池田、大町、新町、稲荷山を通って善光寺へ参詣し、越後へ抜ける。
📖
続膝栗毛 第九編(善光寺道中続膝栗毛)
越後から善光寺を参詣し、草津へ抜ける。
📖
戸隠善光寺往来 1822
十返舎一九が母の多年の心願に応えて、先年信州善光寺・戸隠参詣を行なったときの荒増記(あらましき)。江戸の巣鴨、板橋を過ぎ、熊谷、倉賀野、松井田を経て碓氷峠を越え、軽井沢、追分、小諸とすぎ、上田を通って善光寺を参詣したあと、新町、牟礼、柏原宿から左に折れ戸隠を目指す。戸隠明神の由来を承りながら、この紀行文の筆を置いている。
📖
金草草鞋(第二十四編で遺稿) 第十三編
甲州街道で甲州から韮崎、諏訪、塩尻、松本、麻績、稲荷山を経て善光寺を参詣し、善光寺から上田、小諸、大笹、草津、伊香保を経て高崎へ抜ける。
・・・・・
想うこと
🍡☕️📚✨🍡☕️📚✨
空想したい。弥次郎兵衛と喜多八(弥次喜多)、
通りの向こうに、冗談を交わし合いながら。
茶屋の暖簾を指差しながら。
向かってくる二人の姿・・・。
✨
僕らは、旅人だ。ずっと歩いている。
それは、それは、とても小さな存在。
だから、「小さな茶屋」でひと休み。
✨
🍡☕️📚✨☕️🍡📚✨
———-
コメント