カフェバーバラ/羅生門

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カフェバーバラ

バーバラ
バーバラ · 〒380-0831 長野県長野市長野142
★★★★☆ · カフェ・喫茶
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カフェ バーバラさんへ。
善光寺から下ったところ。
入口に段ボールで「定食」とあります。


・・・行き先もなく、途方にくれていた・・・


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長野市は今日も冷え込みました。休日出勤が午前中いっぱいはかかるかな、と考えていたのですが、嬉しくも不安を残してですが早々に終わりました。特別な予定も無いので、街中への用事ついでに善光寺までウォーキング。寒い。降雪がだんだんと大きくなって、人もずっと少なくて、寂しいものです。・・・
カフェ バーバラさんへ向かう。美味しいものと、あたたかさを求めて訪問。
ストーブのそばで身体が暖まる。そして「焼売定食」をいただきました。身体の内側をも暖まり・・・なんて思っていたら熱々で。猫舌の私、芸人さんのようなリアクションをしてしまいました。・・・美味しくも面白くもあるカウンターです。段々と外は青空になってくるし・・・。楽しく過ごさせていただきました。ありがとうございます。
何かと忙しく、責任ばかりが重たくのしかかるような毎日です。けれど、何とか心が安らぐ時間は作れているように思う。多分ね。たまには(熱々焼売くらいの)ヤケドも食らうけどね。

・・・行き先もなく、途方にくれている・・・

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思いに耽ってみる。誰しも、いつでも、年を重ねても、みんな何かしら途方にくれている。そんな時、下向き加減な時は、どんな形であろうとも「勇気」は持っていたいと思う。
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羅生門

羅生門 蜘蛛の糸 杜子春外十八篇 (文春文庫) [ 芥川 龍之介 ]

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感想(27件)


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【羅生門】
芥川龍之介 1915

「ある日の暮方の事である。一人の下人が、羅生門の下で雨やみを待っていた。・・・・・」

【羅生門】は日本の古典『今昔物語集』の本朝世俗部巻二十九「羅城門登上層見死人盗人語第十八」を基に、巻三十一「太刀帯陣売魚姫語第三十一」の内容を一部に交える形で書かれたものです。芥川龍之介の王朝物といわれる作品の第一作目になります。1915年(大正4年)11月に雑誌『帝国文学』へ発表されました。
・・・天災や飢饉が続く京の都。朱雀大路にある羅生門も荒れ果てて、引き取り手のない死体が打ち捨てられる有様。・・・雨の降るある日の夕暮れのこと。一人の男が石段に座り途方に暮れていた。このままでは飢え死にして、いずれこれらの死体と同じ運命・・・。
この作品の登場人物は、先程の途方にくれていた「男」(下人)と、死体しかいないはずの門の楼の中で火を灯し、何かをしている「老婆」、・・・たったこの二人。

悪を憎む気持ち。
その反対の気持ち。

生きる為に手段を選ばない人間を見ると、どちらの気持ちを持つものか。
生きる為に手段を選ばない人間は、どちらの気持ちを持つものか。

✨✨✨✨✨
どちらを持つにしても
「勇気」
は必要なのです。
✨✨✨✨✨

「・・・・・下人の行方は、誰も知らない。」

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画像

コメント

  1. ホットケーキ より:

    初めまして。カフェで読書をひたすら続けられていてリスペクトです。選ばれるカフェに素敵なものが多く、長野にはこんなに渋いカフェがたくさんあるのかと驚きました。

    • soranitikaiiro より:

      おはようございます。コメント📝ありがとうございます😊。読んでくださり嬉しいです。長野を訪れる機会がありましたら、ぜひお立ち寄りください♪どれも良いお店です。

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