【Sunday life coffee】/『きよしこの夜』

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☕️【Sunday life coffee】

☕️【Sunday life coffee】

のんびりとコーヒー。

こちらのお店に立ち寄る前に、すぐ近くの教会へ行ってみました。いい雰囲気です。お店のカウンターでご同席したご婦人を含めておしゃべり。ちょうど

「Last Christmas(wham!)」

が流れてきました。雰囲気が出てきます。

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Last Christmas I gave you my heart

But the very next day you gave it away 

This year, to save me from tears 

I’ll give it to someone special

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☕️ブレンドコーヒー

🍎アップルパイ

美味しい時間、素敵な時間。

今日は「クリスマスソング」の世界を辿ってみたい。

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⛪️『きよしこの夜』

⛪️『きよしこの夜』

モーア[詞]

グルーバー[曲]

由木康 [日本語訳]

Stille Nacht! Heilige Nacht!

Alles schläft; einsam wacht Nur das traute heilige Paar.

Holder Knab’ im lockigen Haar, Schlafe in himmlischer Ruh!

Schlafe in himmlischer Ruh!

Silent night! Holy night!

All is calm, all is bright

Round yon virgin mother and child!

Holy infant, so tender and mild, Sleep in heavenly peace!

Sleep in heavenly peace!

きよしこの夜

星はひかり

すくいのみ子は

みははのむねに

ねむりたもう

夢やすく

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日本では明治四十二年「讃美歌第二編」に登場しますが、昭和六年の改訂版に由木康訳が用いられます。彼のその優れた訳はクリスマスソングを代表する歌として今なお、最も広く歌われています。このクリスマスキャロル(クリスマスに歌われる有節歌曲)は1818年、オーストリアのチロルの山村、オーベンドルフの小さな教会で誕生しました。教会の司祭モーアが作詞したものに、小学校長兼オルガン奏者のグルーバーが曲をつけたものです。

クリスマス間近。司祭モーアが務める教会のオルガンが故障の為使えなくなり、ミサに間に合わないという事態になりました。クリスマスイブにオルガン演奏のない集いなど考えられない。モーアは困り果てていましたが、仕方なしに自分の持っている楽器のギターで伴奏出来る曲を、と考え自身が歌詞をつくり、オルガン奏者のグルーバーに作曲を頼む事にします。グルーバーはその詞をイブの日の午後に受け取ります。ひらめきのまま、即座に曲をつけました。聖歌隊に教える時間もなかったので、モーアがテノール、グルーバーがバスで歌い、聖歌隊は終わりの行だけを繰り返し歌うことにしました。荘重なオルガン演奏のない、この小さなギター演奏の曲に、人々は始め不安を覚えていましたが、やがてこのメロディーの美しさに心を打たれます。礼拝が終わるとそれぞれ「きよしこの夜」をロずさんで家路を辿りました。やがて、この歌が村から村へ、町から町へと伝えられ、ついに全世界の人々に愛唱されるクリスマスキャロルになりました。チロルの山村オーベンドルフの小さな教会は「きよしこの夜」の生まれた故郷として、今も多くの旅人を引き寄せています。

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想うこと

⛪️🎄☕️🖋️✨ ⛪️🎄☕️🖋️✨

もう少しでクリスマス。

教会の近くにある場所で、コーヒーを飲みながら想いに耽る。

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・・・『メサイア』(ヘブライ語「メシア」の英語読みで「救世主」(キリスト)の意 )

・・・『讃美歌』(神やその子イエスに感謝をする歌)

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「クリスマスは神が人間になられた日」です。その驚きと喜びに満ち溢れているものが、『メサイア』であり『讃美歌』なのです。日本では「人間が神仏になる国」ですから、メシアの奇跡を信じたり神を理解することは難しい。「きよしこの夜」はドイツ語。内容はとても深いもの。違う世界の宗教観が理解できないのと同じように翻訳は至難の業らしい・・・。そのなか、由木康のシンプルな訳は、静かに心に染み込んでいくように思います。宗教観も言葉も意味も溶け込んでいるのです。「きよしこの夜」を聞くと、メサイアの世界を知らずとも、讃美歌のメロディーを知らずとも・・・。生きる喜びを、感謝の祈りを、神に捧げずにはいられません。

・・・オルガンが故障中なので、ギターで伴奏できる曲を・・・、ここからクリスマスソングが始まったのです。それは世界中に、名訳と共に、・・・聖夜に奏でられていく。

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クリスマスが今年もやって来る

悲しかった出来事を消し去るように

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