『Mallika Brewing』+『スナックめぐみ』 /【骨董夜話】

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「ほんとうの『掘り出し物』とは、物に即して、自分の眼を、心を、掘り出すこと。」

(白洲正子)

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🍻『Mallika Brewing』

🍻『Mallika Brewing』

マリカブルーイング

長野県長野市長野大門町72−5

🥂『スナックめぐみ』

2024/04/19 

🌸春ららら 《040》

🍎りんごIPA 《041》

🥢本日のお品書き

  • 桜と枝豆の手毬寿司
  • 桜とかぶの浅漬け
  • 春のポテトサラダ 菜の花添え

🫘

金曜日。素敵な空間にお伺いしました。マリカブルーイングさんにて開催「スナックめぐみ」の夜の部です。初めましての方、顔見知りの方、会話をさせていただいた方など様々。賑やかな夜です。めぐみママのお人柄が人を呼び、そこから、また先に先にと、輪が広がっていく。何も取り柄がないような僕でも、その輪に加わることができたように思います。嬉しく楽しい夜でした。感謝です。またいつか。

お客様の増減はありましたが、僕は『春ららら』を飲んで「至福」を感じたその瞬間、店内の人数を数えてみました。めぐみさん、マリカさん夫妻、お客様合わせて「15名」いました。

🫘

今宵は、めぐみさんがコレクションされているという「豆皿」が大活躍。

僕は、様々な本を手に取ります。しんみりと想いに耽るときは、死者に出逢う夢幻が舞台の「能」の世界に入り込む。その際は「白洲正子」さんの書を入り口としています。確かな審美眼と精緻な文章で日本の美を追求する作品を多数著した白洲正子さん。その白洲正子さんも寄稿し、題字も担当している「骨董夜話」という本の中に《小皿》が出てくる。その章の寄稿者は「細川護貞」。「骨董夜話」15名の執筆者のひとり。

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📚【骨董夜話】

📚【骨董夜話】

1970〜1978 月刊「太陽」に連載

1975年に連載分をまとめた単行本が出版。

「螺鈿の皿」

長径が僅かに一二・五センチ、短径九・一センチ。

「琺瑯彩」

直径十四・五センチ

製作者の意図が初めから「美」を造り出すことにあたって、その全能を傾けて出来上がったものが工芸品であると。これに対し、民芸品は、日用雑貨を作るうちに、偶然に修練によって美的作品となったものである。(細川護貞)

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骨董愛好家として知られていた日本の著名人が、自身の骨董に寄せる想いや、それらを収集した際のエピソードなどを書き綴ったもの。本書は現在の骨董界においても名著として語られることが多い。執筆者は、白洲正子、青柳瑞穂、八代目坂東三津五郎、細川護貞、土門拳、平山郁夫、谷川徹三、加藤楸邨、入江泰吉、益田義信、奈良本辰也、藤枝静男、北沢彪、森本孝順、の15名。

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3寸皿は約9cmの小皿。

よく「豆皿」と言うのはこのサイズが多い。

4寸皿は約12cmの小皿。

小皿というとこのサイズが多い。

5寸皿は約15cmの中皿。

取り皿や銘々皿と呼ばれることも多いサイズ。

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想うこと

🍻🥂🌸✨🍻🥂🌸✨

「豆皿」「小皿」で春の味をいただくことができました。

(山菜や土筆をあてにビールが飲めるなんて)

食材を持ち寄る人、しらごしらえと調理をする人。

そして、それについて語れる人。

・・・いい笑顔を持っている人・・・

(個性や輝きをもつ人々が集まると、いい夜になる)

皆が楽しめるように、と気遣う人。

・・・品のある人・・・

揃った全員、ビールを楽しむ「優しい人」

🍻🥂🌸✨🍻🥂🌸✨

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