CH.books/ニルスのふしぎな旅

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ch.books | 「旅とアート」がテーマの新刊書店 | 長野市
「旅とアート」がテーマの新刊書店 | 長野市

ch.books cafe
長野市南県町1069
平日8:30〜15:00
土・日曜、祝日 11:00〜18:00

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「旅とアート」がテーマの新刊書店です。(二階はフリーペーパー「チャンネル」編集部の作業場とのことです。)店内の一角でカフェを楽しむことができます。「コーヒー」(パプアニューギニア豆)と「スコーン」(いちじくアールグレイ)。どちらも美味しい。暖かく過ごさせていただきました。
普段はあまり手に取る事がない「旅とアート」の本に囲まれて、
普段では行く事が出来ない、見知らぬ地へ空を飛んで「旅」に出ていた気分。
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「下に見えるのは、なんて大きな市松なんだろう。」
とひとりごとをいった。すると、ニルスのまわりを飛んでいた雁が叫んだ。
「畑や牧場だよ。畑や牧場だよ。」
そういわれてみると、大きな市松模様の布に見えるのは、以前通ったことのあるスコーネ地方の平原だとわかった。
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コーヒーを飲みながら思いに耽る。見慣れた風景も「空想の旅」の空から見下ろせば、きっと誰かのアート作品と見間違える。・・・曲線を言葉で説明できるだろうか。見えるカラーは、1000色の色鉛筆セットで表現できるだろうか。・・・「空想の旅」へ向かう道を示してくれる書物に出逢ってみたくなる。
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ニルスのふしぎな旅

ニルスのふしぎな旅(上) (福音館古典童話シリーズ) [ セルマ・ラーゲルレーヴ ]

価格:2,530円
(2022/9/7 17:46時点)
感想(3件)

ニルスのふしぎな旅(下) (福音館古典童話シリーズ) [ セルマ・ラーゲルレーヴ ]

価格:2,530円
(2022/9/7 17:46時点)
感想(1件)

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「ニルスのふしぎな旅」
Nils Holgerssons underbara resa genom Sverige
(ニッカ・ホルガションの素晴らしきスウェーデン旅行)

セルマ・ラーゲルレーヴ 1906

家畜を虐めたり大人を揶揄ったり。「ニルス」は両親に心配ばかりかけている十四歳の男の子。ある日ニルスは家の中でトムテ(北欧の物語によく出てくる小人)を見つける。ニルスはトムテに酷い意地悪をし、怒ったトムテに小さい体にされてしまう。ニルスは動物の言葉を理解できるようになるが、普段ニルスに虐められていた家畜達の復讐にあい、追いかけられることとなる。ガチョウの「モルテン」が雁の群れに飛べない鳥と言われ、悔し紛れに走ったところに、追われていたニルスがモルテンをつかみ、一緒に飛び立ってしまう。ニルスとモルテンは、雁の群の隊長「アッカ」に認められ、雁達とラップランドを目指して旅することになる。ニルスは旅を通して、責任感、協調性を学び、成長していく。
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「旅」に制限や期限を含ませて得られるのは「思い出」ばかり。何度も旅に出れば、思い出が増えて記憶は豊かになる。けれど、「思い出」だけで心は強く成長できるだろうか。
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「夢見る、空想する、空を飛ぶ、時空を超える。」
書物から始まる「旅」もある。それは、制限も期限もない。
(心が強くなれるかどうかは、人次第だけど。)
心の「豊かさ」は誰でも「書物の旅」から得られると思うのです。
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百年に一度、たった一時間だけ海の底から浮かび上がる「まぼろしの町」。
ガチョウの「モルテン」の背に乗ってスウェーデンじゅうを旅する「ニルス」は、ある夜コウノトリに誘われて、海辺の砂浜を散歩をする。そこに忽然と、城壁に囲まれた町が姿を現わす。百年に一度、復活祭の前夜に一時間だけ海底から現れるという不思議な町に踏みこんだニルスは、魅惑的な家々や広場や路地を巡り歩く・・・。
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