三本コーヒーショップ/方法序説

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三本コーヒーショップ

三本コーヒーショップ 長野店 026-226-5248
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三本コーヒーショップ

長野市末広町1358-2

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こんばんは。最近、時間がある度にフラリと善光寺まで歩いています。願いは沢山あるのですが、暗い顔をして歩いている訳ではありませんので、お気遣いなきよう。もし、暗い顔をしていても、その時はそっとしておいてくださいませ。「行動」しながら「思索」をしているだけなのです。
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三本コーヒーショップ
長野市末広町1358-2
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昔から、いつでもココにあり、落ち着くお店。久々に訪れてみました。メニューや雰囲気は今も昔も同じまま。「レアチーズケーキ」「ウィンナーベルベットコーヒー」をいただきました。やっぱり美味しい。思い出も変わらない。だけど、しばらくすると、カウンターのふちが柔らかくなり、調度品に艶が出て、壁天井の色合いが濃くなった、と感じる。(これはそう感じる自分を含め、お店が思慮深く歳をとっているからなのだ。) 
この世は、健全な精神を持っているだけでは十分ではない。私は、悪い見解を根絶する為に時間を費やすことができているか、私の良識(=理性)は正しい方向を向いているか、私は反省を繰り返して真実に近づいているのか。
・・・そもそも「私」は何者なのだ?
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方法序説

方法序説 (岩波文庫 青613-1) [ デカルト,R. ]

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感想(14件)

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「方法序説」

ルネ・デカルト 1637

「良識(bon sens)はこの世で最も公平に配分されているものである」

デカルトは、書斎に籠った「思索の人」と見られがちですが、その生涯をみると「行動の人」でした。大学で法律学を修め法学士になりますが「世間という大きな書物」で学ぶために旅に出ます。まずオランダ軍に、そしてカトリック軍に。知己と刺激を受けた後、ドナウ川のほとりで思索を重ねる・・・・。デカルトの代表作「方法序説」。これは元々「屈折光学」「気象学」「幾何学」の三つの「試論」に序文として付け加えられたものです。理性を正しく導き、語学における真理を探究するための方法についての序説。一種の精神的自叙伝ともなっています。

絶対的に確実なものを求めてすべての感覚知を否定する。一見明白な数学的真理も疑われる。しかし、このようにすべてを疑った後にも疑い得ないものが残る。それは疑う私。

「Je pense, donc je suits」
「Cogito ergo sum」
「われ思う、故にわれあり」

懐疑主義者のどんな奇矯な仮説でも揺るがすことが不可能なほどに大変強固で、確実なものであることに気づき、何の過ちの恐れも無しに、私の追求する哲学の第一原理として採用することができると判断した。
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デカルトにとって哲学の第一原理、あらゆる思考の出発点となりました。
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「良識=理性」を高めていけば真理の認識に近づくことができる。単純なものから最も複雑なものの認識に至ることができ、揺るがない決心がつく。そして、そのまま私が常に運命よりも自分に克つことにつとめ、世界の秩序よりも自分の欲望を変えるように努力をすれば・・・。今も昔も、そして未来も、幸福になれるのだ。
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そんな深い思索の時に、コーヒーとケーキを必要とする
・・・・・「私」
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