ジビエ食堂 ino-shika
ジビエ食堂 ino-shika 026-405-8706ジビエ食堂
【ino-shika】
長野市若穂保科1789
営業時間 9:00〜15:00
定休日 火曜/水曜
青空です。
3/21にオープンされたばかりのお店でランチ。
🍛「イノシカカレー」
🍓「苺とあんこの和パフェ」
☕️「コーヒー」
好きなものを好きなだけ。
健康的なプレートランチでした。
お腹いっぱい。大変満足です。立ち寄ってよかった。
古民家再生のお店は見るところや、聞くところがたくさんあって面白い。
オーナーさんと色々お話しもできる。
元は「空き家」の建物を改築されてできたお店。
空き家の前は・・・。
・・・50年前位は「お豆腐屋」だったらしい。
「ジビエ」とはフランス語で「狩猟で獲った肉」のことをいいます。長野市若穂地区は、長野市の西部に位置する中山間地域で、ジビエ加工処理施設を保有しています。農作物に被害を及ぼす有害鳥獣として捕獲されたイノシシとニホンジカを地域資源「ジビエ」として無駄なく有効活用し、農業被害の軽減に繋げ、かつ、中山間地域の活性化も図るために整備された施設です。
素敵なお店「ino-shika」さんにランチとして入りましたが、同時に、美味しい「信州ジビエ料理」が普及される時間過程に入ったような感じがします。これから様々な飲食店で「ジビエ料理」に出会うことを楽しみにしていきたいと思います。
野生鳥獣を考えると、様々な問題が見えてきます。農林業への被害、山野の荒廃、営農意欲の低下。中山間地域だけの問題ではありません。
この世は、何かを救済すると、何かが失われていく世界です。どうにもならない、と行き詰まった世界にも思えます。我々は所詮「ただの猿」。雄大な自然界のバランスを崩しかねない、残虐さを持ち合わせている「知恵のある猿」です。けれども同時に我々は、他者の痛みがわかる「思いやりのある猿」でもあります。解決する方法は存在しないのかもしれませんが、考えて取り組むことができます。
困難を乗り切る「知恵」を生み出すのは「ただの猿」の役割なのかもしれません。
・・・・・
バンビ
「バンビ」
ザルテン 1923
子鹿のバンビは目に入る何もかもが不思議で、母親に質問ばかりしている。そんなある日、母親と逸れ迷子になったバンビの前に大きな雄鹿が現れ「おまえはひとりではいられないのか」と戒め静かに立ち去る。
森の動物達がもっとも恐れているのが人間である。いつもと違って猟師達は集団で狩にやってきた。火と火薬の匂いにパニックを起こして飛び出した動物達が次々に倒されていく。バンビは、「もし自分が倒れても構うな」という母親の声に従い、ひたすら走って逃げた。バンビはその日以来、母親に会うことはなかった。次の年、バンビに角が生えた。その翌年には、角も身体も立派に成長した。幼馴染みのファリーネに恋をしたバンビは、他の雄鹿達を打ち負かして、ファリーネと愛し合うようになる。
そんな平和な日々は、続かない。・・・森に平和が訪れることはない。
バンビが人間に撃たれた。大きな雄鹿が助けに現れる・・・。
「バンビ」は出版された当時は子供向けとしては想定されていませんでした。バンビが知恵を究めようと仲間を切り捨てる姿勢は深く非情であり、戦争を思い起こさせる人間による狩のシーンは無差別であるが故に恐ろしい。
「バンビ」では動物達は擬人化ではなく、動物の生態と視点に基づいて描かれています。厳。しく恐ろしい環境の中をどうやって生き抜くか。この問いは人間社会にも当て嵌まります。これらの状況が切実に描かれているところが、大人にも子供にも読まれている要因であり、作品の魅力となっています。
・・・・・
想う事
「豆腐」は製品になるまで、手間のかかる食材。
大豆をよく洗い、一晩水につけておいて、すり潰して、煮て、布袋に入れて絞り、豆乳とオカラに分ける。豆乳にニガリを入れて・・・
・・・「知恵のある猿」にしかできないね。
いつか「ino-shika」さんで「豆腐メニュー」ができるのだろうか。
「ジビエのすき焼き」なんて美味しそう。
コメント