【カフェ・バーバラ】/『楠山正雄』『山村暮鳥』

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カフェ・バーバラ

☕️【カフェ・バーバラ】

今日(2023/06/21)は夏至。「夏至(げし)」は、「二十四節気」の一つで第10番目にあたる。英語では「summer solstice」。今日もお疲れ様。明るい時間の終わり。

日が「とつぷり暮れて いまはよる」

のんびり書き込みです。涼しい夜です。

「カフェ・バーバラ」さんで、遅いお昼ご飯。いただいた定食は「ガパオライス」です。美味しいものをいただくと元気が出ます。オーナーさんとも色々と話してきました。こちらのお店は、かなりの「オープン」。様々な人々が入ってきます。僕のように変わった時間にフラリと訪れる人もいます。そして、それ以外にもあって、前回訪れた時は「猫」が覗きにきました。隣のお宅の猫で、度々とのことで、玄関が空いた隙に脱走しているらしい。「今日はずっと自分一人だね。」なんて話していた中で、このお店には「雀」もやってくる、とのこと。店内に入り込んできて、何か突ついていく。落ちている小さなカケラを食べていく。たまに仲間も連れてくる、と。きっとどこからかお店を見ていて、タイミングを見計らって来るんだろうな。想像すると楽しい。

「雀に名前をつけて呼んであげると、仲良くなれるかもよ。いいこともあると思う。」

「いい!・・・そうですね・・・。考えておこう。」

次回訪問時に、雀の名前を言い当てて見たい。楽しみです。

・・・カフェ・バーバラさんには今のところ「燕」は来ていない。

来年は来てくれるかな。

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『楠山正雄』『山村暮鳥』

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『舌切りすずめ』

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「日本の神話と十大昔話 講談社学術文庫 1983.5」より

楠山正雄 1884〜1950

大正から昭和時代戦後にかけて活動した。演劇評論家・辞典編集者・児童文学者。

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むかし、むかし、あるところにおじいさんとおばあさんがありました。 子供がないものですから、おじいさんはすずめの子を一羽、だいじにして、かごに入れて飼っておきました。

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🐤すずめは奥からつづらを二つ持ってきました。そして、「おじいさん、重いつづらに、軽いつづらです。どちらでもよろしい方をお持ち下さい。」 と言いました。

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もし今度「雀」が来たら「お宿」の場所を聞いておいて。

こちらから訪ねていくから。一緒に行こう。

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来年は「燕」が来てくれるよ・・・。

オーナーさん曰く「さみしい」・・・。

明日の天気予報は「雨」・・・。

☕️🐤🐧✨

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『雨は一粒一粒ものがたる』

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「風は草木にささやいた」1918 より

山村暮鳥 1884〜1924

明治、大正期の詩人。児童文学者。

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一日はとつぷりくれて

いまはよるである

晩餐ののちをながながと足を伸ばしてねころんでゐる

ながながと足を伸ばしてねころんでゐる自分に

雨は一粒一粒ものがたる

人間のかなしいことを

生けるもののくるしみを

そして燕のきたことを

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想うこと

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「雀」が来たら守ってあげよう。

何の、わたしがいなかったばかりに、

とんだかわいそうなことをしました。

でもこうしてまた会われたので、

ほんとうにうれしいよ。

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「燕」が来たらそっと見守ってあげようと思う。

雨は一粒一粒ものがたる
人間のかなしいことを
生けるもののくるしみを

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カフェ・バーバラ 画像

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