肉と麹・ito
肉と麹 ito 026-217-7438おおきな木
価格:1,320円 |
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『肉と麹 ito』
長野市南千歳1丁目10-5
第一荒井ビル2F (ポッポ公園そば)
ランチタイム 11:30〜16:00
ディナータイム 要問い合わせ
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南千歳公園(ポッポ公園)を窓から見る事ができます。
ランチセットをいただきました。
飯山みゆきポークソテー醤麹仕立て
日替わりソーセージプレート。
Instagramフォローで甘酒チョコテリーヌをいただけるという嬉しいお知らせ付き。
「麹」が美味しい。素材の旨味が増している。和食に拘らず料理の調味料は塩麹と醤麹で成立するのでは、と思います。麹はチーズのような雰囲気も相まっているので、ワインにも合うはずです。(ワインは、またの機会)・・・そして、ポークソテーが柔らかい。
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「発酵調味料は肉を柔らかくする」「肉をヨーグルトに漬け込む」ということはよく知っていますが、元は何処からの知識なんだろう。「ちびっこ」の頃、人から聞いたのかも知れないし、テレビかも知れない。料理漫画かな。本当かどうか、実感もわからない。知っている風な「おとこ」になってしまったように思う。
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「but not really」
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「おおきな木」
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シェル・シルヴァスタイン
本田錦一郎訳 1976
村上春樹訳 2010
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昔、おおきなりんごの「木」がありました。よく遊びにくる可愛い「ちびっこ」と仲良しです。時は流れ「ちびっこ」は成長して、次第に「木」に会いにこなくなってしまいます。「大人」に近づいているのです。ある日、大きくなった「ちびっこ」が久しぶりに「木」に会いにきてくれます。「木」は「ちびっこ」だった『おとこ』に昔のように遊んでおいき、と話しかけますが、『おとこ』は言います。「かいものがしてみたい。だからおかねがほしいんだ。おこづかいをくれるかい」。「木」は困りましたが、りんごの実をすべて『おとこ』に与えます。
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「木」の「ちびっこ」への愛情の大きさがわかる。
一方の「ちびっこ」は、なんでも「木」が与えてくれるという信頼を持っている。(「甘え」を持っている。)
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塩麹や醤油麹などの発酵調味料に含まれる酵素のひとつに「プロテアーゼ」があって、これが肉のたんぱく質を分解してくれることによって、肉は柔らかくなるのです。(ヨーグルトに含まれるのは乳酸菌で酵素も含まれているのですが、こちらは柔らかさより、肉をしっとりとさせる効果が大きい。)
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南千歳公園、通称「ポッポ公園」。
この小さな公園には沢山の思い出があります。座る場所は決まっています。
長野市に初めて来た時も、
ここに座った。
待ち合わせたり、
遊ぶ子供達を眺めたり。
想いに耽る時も。どんな時も。
この先もずっと。
こんな小さな公園でも、
自分にとっては大きい。
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『おとこ』は大人社会で幸せな人生を送る事が出来たのかどうかは分かりません。・・・
ですが、人生の最期に『おとこ』は「木」に会いにきます。「木」は・・・・。
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「but not really」
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「木」は、昔と変わらず、おおきな「ちびっこ」を迎え入れるのです。
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