カフェ・トケトケ/福の神

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カフェ・トケトケ

カフェ トケトケ 026-232-2955
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カフェ・トケトケ
長野県長野市大字長野横沢町723
ランチ 11:30〜13:30頃
パンケーキ 14:00〜16:00頃
定休日 月曜日・火曜日

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一日中、雪が舞う。
良い事ないかな、と「善光寺」へお参り。もっと良い事が欲しくて「福」の字が付く「湯福神社」。この神社の隣にある古民家リノベーションのカフェ、
【カフェ・トケトケ】さんへ。
「クラシック・パンケーキ」/「珈琲」をいただきました。こちら、注文後に粉を混ぜ、じっくりと作られるパンケーキ。手間暇かかるので14:00〜のメニューになります。香ばしい王道のパンケーキ。お店の雰囲気も相まって、親しみも感じる優しい味わいです。昔々、自分が忘れていたり、失ってしまっていたものを、ゆっくりとゆっくりと取り戻していくような感覚。お店から「湯福神社」が見えます。良い事、「福」を得たかな?
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福の神

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『福の神』 狂言の演目より
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福の神:「汝らは、毎年毎年、奇特に歩みをはこぶなあ」
参詣人甲乙:「ハアー」
福の神:「イヤ、いつも福の神へ神酒をくくるが、きょうはなぜにくれぬ」
参詣人甲乙:「はったと失念致しましてござる」
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大晦日。追儺の夜である。新年を迎える二人の男が福の神を祀る神社に参詣する。鬼は外、福は内、と豆を打って噺ていると、笑い声が聞こえ、福の神が出現した。毎年参詣に来るお前達を金持ちにしてやろうと思って現れたのだという。福の神はまず二人にお神酒を要求する。二人がなみなみと酒を注ぐと、福の神はそれをまず酒の神である松尾大社の祭神に捧げ、日本国中の神々に捧げ、そして自分が飲む。お神酒を飲んで機嫌の良くなった福の神は、二人に金持ちになる秘訣を歌ってきかせる・・・・・。
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豆まきは、現在は節分の行事ですが、元々は大晦日に宮中で行われていた「追儺」または「鬼やらい」という悪鬼を追い払うために、いり豆をまく儀式でした。節分が立春の前日で、旧暦の正月に近いため、大晦日の行事と混同された、といわれています。
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お神酒を飲んで機嫌の良くなった福の神は、二人に金持ちになる秘訣を歌ってきかせる。

早起きすること。
他人に優しくすること。
客を拒まないこと。
夫婦仲を良くすること。

そして。

福の神に上等の供物と酒をあげること。
ことに酒はイヤというほどあげること。

そう歌って、福の神は再び大音量で笑いながら社に消えていく・・・。

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福の神は特定の名を持たない。
酒に酔って笑いながら現れる。
そして、戯言のような歌を残していく。
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雪の中、思索しながら歩きました。色々な事柄に触れたり、知らない世界に思いを馳せたり、勉強したりしました。味覚から過去も修復した。
「福の神」が近くにいますように。
・・・でも、おかしいな。
良い事ばかりあったような、そんな雪の一日だったのに、何か物足りなく。
・・・そうか、「お酒」だね。

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福の神の託宣って、
「意味など問うな。」
「人生を笑って乗り切ろう。」
なんだな、と思う。
✨✨✨
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