【NAGAKURAYA】/『ゆきうさぎ』(竹内てるよ)

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☕️【NAGAKURAYA】

☕️【NAGAKURAYA】

長野県北佐久郡軽井沢町長倉333-1

軽井沢の冬。実はとても良い季節だと思っています。キンと冷えた空気と人通りの少なさが良い。冬の軽井沢には寂寥感がありますが、孤独ならではの安心感もあります。

こちら「NAGAKURAYA」さんは賑やかな軽井沢駅近辺から少し離れたところにあります。近くには「深沢紅子野の花美術館」や「軽井沢高原文庫」(冬季休業)があります。(この2つも好きな場所なのでいつか書き込みたい)

☕︎ハンドドリップコーヒー

🧁シュトーレンマフィン

甘くて美味しい。温まります。カップにお店のロゴがスタンプされています。熊が三輪車(?)に乗っています。可愛い。雑貨やお菓子の小売もされていて、クリスマスに飾られているお店の雰囲気も可愛らしい。小さなお店ですが、ついつい長居してしまいます。

外は寒い。粉雪が舞ってきます。

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🐇『ゆきうさぎ』 竹内てるよ

🐇『ゆきうさぎ』 竹内てるよ

粉雪はさらさらしてゐて

目が細かいので

なかなか

ゆきうさぎにならない

握つてゐる

南天の赤い実が

小さい手のあたたかみでつぶれてしまつても小母さんは

ゆきうさぎが出来ない

詩集「生命のうた」より

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竹内てるよ 1904〜2001

北海道出身 病苦に耐えながら詩作を続けた人です。この人が注目された出来事がありました。軽井沢町に縁のある「美智子上皇后さま」が、2002年9月29日 スイスのバーゼルで開かれた国際児童図書評議会創立50周年記念大会で、美智子皇后(当時)が「頬」を(ご自身の英訳で)スピーチの中に引用されたのでした。

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💧「頬」

生まれて何も知らぬ

吾子の頬に

母よ

絶望の涙を落とすな

詩集「花よわれらは」より

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🖌️

第二次大戦の際、正田美智子様(現上皇后)は軽井沢に疎開され、軽井沢第一国民学校初等科5年に転入しました。その後の昭和33年軽井沢でのテニスコートからご成婚までのエピソードは特に有名なものです。皇室一家と軽井沢町との縁はとても深いものとなっています。(長野市に住んでいる僕でさえ、何度も拝見させていただいています。にこやかな笑顔で手を振っていただきました。)・・・2023年5月、新型コロナウイルスが5類に移行され、感染対策が緩和。それを受け、上皇さまとともに7月には栃木県の那須町で、8月には長野県の軽井沢町で静養されました。軽井沢では、お二人が出会われた『テニスコート』、『軽井沢高原文庫』を訪れるなど、充実した夏を過ごされました。10月20日、上皇后美智子さまは89歳の誕生日を迎えられました。

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想うこと

🐻🐰☕️✨🐻🐰☕️✨

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もう少しでクリスマスですね。全世界の人々が幸せになれる1日。(僕は美智子上皇后さまのようにクリスチャンではないけれど)心が踊ります。この季節、冬の軽井沢の雰囲気は大好きです。

今年は「熊」のニュースは多かったな。秋の山歩きは怖くて控えてしまいました。「熊」とは仲良くなれない。そして「熊と兎」も。この二匹が出てくるお話は、世界的にも仲良しのお話は少ない。・・・みんな仲良くなれたら良いな、とも思いながら、徒然と書き込んでみました。何かに繋げてみたら、幸せになれるかも、なんて。

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この「NAGAKURAYA」さんのカップ、クリスマスバージョンになっていました。小さな幸せを感じました。

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🐻🐰☕️✨🐻🐰☕️✨

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