洋食酒場チェルー
洋食酒場チェルー 026-225-9798洋食酒場チェルー
長野市南千歳町860-24
注文の多い料理店
価格:484円 |
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『 注文の多い料理店 』宮澤賢治 1924
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二人の若い紳士が、すっかりイギリスの兵隊のかたちをして、ぴかぴかする鉄砲をかついで、白熊のような犬を二疋つれて、だいぶ山奥の、木の葉のかさかさしたとこを、こんなことを云いながら、あるいておりました。
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🖋西洋料理店
洋食酒場チェルーさんにて
「山の中」じゃなくて
「街中」ですけど。
洋食をいただきに訪れました。
たまに「洋食」
ランチタイム「ナポリタン」
赤ワイン
こちらのお店は、
ビルの二階にあります。
扉を開けるまでが、戸惑うだけ。
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「どなたもどうかお入りください。決してご遠慮はありません」
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🖋BGMが懐かしくて。
よく知るリズム。
ゆったりのようで、
賑やかさも感じます。
心地よい騒々しさも楽しい。
調理の音、
プライパンと五徳が擦れる音。
良い匂いが漂います。
洋食屋さんならではの、
懐かしさ漂うナポリタン
自分的、冬のおすすめ。
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料理はもうすぐできます。十五分とお待たせはいたしません。すぐたべられます。早くあなたの頭に瓶の中の香水をよく振りかけてください。
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🖋ワイン
赤ワインはグラスでいただきました。
メルローかな?
ハウスワイン的で気取らず、
ちょうどいい。
少し酔ってきました。
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奥の方にはまだ一枚扉があって、大きなかぎ穴が二つつき、銀いろのホークとナイフの形が切りだしてあって、「いや、わざわざご苦労です。大へん結構にできました。さあさあおなかにおはいりください。」と書いてありました。おまけにかぎ穴からはきょろきょろ二つの青い眼玉がこっちをのぞいています。
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🖋それぞれ、美味しくいただきました。
ワインは一杯だけ。もっと、
と欲していますが、
そろそろ、帰らないと。
誰かに、
取って食べられる訳ではないけれどね。
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風がどうと吹いてきて、草はざわざわ、木の葉はかさかさ、木はごとんごとんと鳴りました。
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🖋街中の人通り。
今朝の雪は殆ど溶けて、
綺麗な青空なのですが、
冷え込みます。
街中で行き交う人々も
ダウンでもこもこ。
そろそろ、帰らないと。
暗くなると、もっと冷え込む。
打って変わって、
怖い夜道になりそうです。
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そして猟師のもってきた団子をたべ、途中で十円だけ山鳥を買って東京に帰りました。
しかし、さっき一ぺん紙くずのようになった二人の顔だけは、東京に帰っても、お湯にはいっても、もうもとのとおりになおりませんでした。
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