N4.5/アラビアンナイト

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N4.5

N4.5 Espresso & Diner 026-217-7745
N4.5 Espresso & Diner · 〒380-0823 長野県長野市南千歳1丁目7−7
★★★☆☆ · カフェ・喫茶
https://n45cafe.com/

長野市南千歳1丁目7-7

N4.5 

おひとりさまで、『N4.5』さんへ。

賑やかなバル、静かなバー、ゆったりカフェ、など色々なお店がありますが、いつもより多めにワインを飲んだ後などは「BGMが響くカフェ」で時を過ごすのが心地良い。ライトで光るカウンター(ステンレス)やメニューのクリップボート(アルミ)、テーブル座席(アイアン)など、硬く無機質ながらも、中間色グレーで統一されたお店で。不思議と柔らかい気持ちになります。オーナーさんが女性なので、全体的に「ラインの細やかさ」を表現できているからかもしれません。この日はオーナーさんと店長さんのツーオペ。女性が二人揃うと作業にリズムが生まれているように思います。お互いフォローができ、忙しくても、お客様への気配りもしやすい。

・・・ひとりで酔っ払って入ってきた僕への声掛けが嬉しい。つまらぬミスで攻撃的になっていた、僕の隠していた「心」が和らいでいく。プリンの甘さと相まって、会話が楽しいものになっていく。

アラビアンナイト

子どもに語るアラビアンナイト [ 西尾哲夫 ]

価格:1,760円
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感想(5件)

「アラビアンナイト」「千夜一夜物語」

作者不詳・年代不明

九世紀頃のエジプト古文書の中に写本の断片が発見されている。

9世紀もしくは10世紀のイスラム世界で原型がつくられ、徐々に物語がつけ足されてゆき、15世紀ごろのカイロで最終的なかたちにまとめられたのではないかと考えられている。

中世ペルシア。女達に不信の念を抱いていたシャハリヤール王は、毎日一人ずつの乙女を共寝してから殺させた。最後に大臣の二人の娘シャハラザードとドゥンヤーザードしか残らなくなったが、シャハラザードが面白おかしく物語を始め、妹ドゥンヤーザードが横から話を盛り上げる。「続きは明日、明日はもっと面白い」。王はそれを途中で止めるのが惜しくなり、ついに1001夜に至って女達に対する憎悪も消え、シャハラザードを正妃に迎えてめでたしとなる。

主な物語はだいたい三種に分けられます。

①冒険物語

②愛の物語

③寓話・小話

「シンドバッドの航海」「アラジンと魔法のランプ」「アリババと40人の盗賊」などは①に入ります。あとの2つはわが国の多くの翻訳者が利用しているマクノーテン版原典には入っていません。これらはシリア辺りの昔話が後に取り入れられたと考えられています。②③は日本の「羽衣」「鶴の恩返し」と同じ説話、また、イランなどの愛の物語、インド・ペルシア・エジプトなどのイソップ風寓話・小話など。

魔神(ジン・ジンニーヤ)や怪鳥ルフ(ロック)、魔神を呼び出す指輪やランプ、呪文で開く扉などが物語を彩っています。

「N4.5」さんから出てみると、建物の間に「月」。

とても綺麗で見惚れていました。

月を、空を。真っ直ぐに横切って行く、

『Magic Carpet』

が見えたように思うのでした。

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