【サンデーライフコーヒー】/『朝のリレー』

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サンデーライフコーヒー

【サンデーライフコーヒー】

午前中はずっと雨降りの休日。

忙しい毎日。仕事でもプライベートでも何かが起きて疲れている。だからといって、休日に家で「ゴロゴロ」過ごしても疲れは取れないらしい。それどころか、考え事が次から次へと思い浮かんできて、脳が休まらなくなり、結局心身ともに疲れる、という。

なんだか分かる気がする。

忙しい毎日がつらいから、のんびりする・・・は間違い。

逆のことをすればプラスマイナスでゼロに・・・も間違い。

これらは本当は違うのだ、と受け止めると、感情が楽になる。

寂しくて切ないからといって、楽しいものを求めるよりも、

大きい声で泣いた方が良い。

嫌なことがあったなら、別の嫌なことを思い起こして上書きするのだ。

マイナス✖️マイナスは「プラス」になる。

より良い読書ができて、コーヒーも美味しくなる。スイーツも。

世の中、よく出来ている。

「サンデーライフコーヒー」さんへ。

急に寒くなりましたね、なんて話から。

アップルパイとコーヒー。

とても美味しい。いつもありがとうございます。

小さな空間での会話は、知識をみせて長話をする必要はない。ほんの少しの情報で、その先の展開とイメージが湧いてくる。お互いに心が納得すればよい。コーヒーは自分の「我」が出ようとするところを抑えてくれる。

話の中で「谷川俊太郎」さんの話になった。好きな詩人です。

特に好きな「朝のリレー」。

『朝のリレー』

谷川俊太郎

・・・

カムチャツカの若者が
きりんの夢を見ているとき
メキシコの娘は
朝もやの中でバスを待っている
ニューヨークの少女が
ほほえみながら寝がえりをうつとき
ローマの少年は
柱頭を染める朝陽にウインクする

・・・

教科書にも掲載されています。また、コーヒー会社のCMにも採用されました。

毎日の地球に起きる当たり前のこと「朝」。

この当たり前の「朝の迎え方」を想像するだけで、宇宙から地球を眺めることができる。詩人のチカラ。

雨降りだからといって、何かが台無しになったわけではない。もともと、普通の雨降りなのだ。コーヒーの香りとアップルパイの甘さは、心を豊かにしてくれる。そもそも気持ちを切り替える必要なんてなかったのだ。

・・・だから、このあと。

善光寺へお参りに行って、雨上がりの街を見下ろしてみた。

サンデーライフコーヒー 画像

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