序
🦋『喫茶ハル』さんは、坂道の途中にある。そして分岐点にある。
須坂市の街中はとてもコンパクト。一方通行も多くて道も細い。やや入り組んでいるところもありますし、なぜか、ゆるいカーブになっていたりもします。この須坂市の小さな街角にある「喫茶ハル」さんへは、少し離れたところから歩いて訪れました。いい天気だったので、歩くのも気持ちがいい。桜の木の下を通り抜けて青空を眺める時間が生まれる。春を感じる時間。
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☕️【喫茶・ハル】
☕️【喫茶・ハル】
おやつと喫茶のお店
菓子〔菓秀〕
喫茶〔ハル〕
長野県須坂市須坂130
🥧季節のケーキ:レモンパイ
☕️コーヒー
ふわふわのメレンゲとレモンのきいたカスタードクリーム。お行儀悪くとも、フォークで遊んでしまいます。ふわふわ楽しい。パイを押さえ切る際には音を立てないように少しずつ。口に入れるまでの素敵な時間。パイは香ばしく、クリームは甘酸っぱくて美味しい。メニューにはプリンもありました。次回の楽しみ。コーヒーは平野さんの焙煎豆です。のんびりと味わいながらいただきました。ありがとうございます。良い時間でした。細い道路に面した、小さなお店。他のお客様もいらしたので、お話をする機会はありませんでしたが、何か色々と素敵なことにつながる予感がします。(プリン同様、次回の楽しみ。)
ほんのわずかなことでも、素敵なことにつながる可能性がある。この「わずかなこと」は「幸せの芽」という。そこに気がつくか、そうでないかは、自分次第だ。少しずつでも、感性を磨いていたいと思う。「幸せの芽」を摘んでしまう人は、素敵なことには出逢えないのだから。
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🎬『バタフライ・エフェクト』
🎬『バタフライ・エフェクト』
(The Butterfly Effect)
2004年に公開されたアメリカ映画
主人公のエヴァンは、自分の書いた日記を読み返すと、過去に戻る能力があることを知った。そして初恋の相手でもある幼馴染のケイリーの不幸な現在は、過去のエヴァンに起因していると気づく。ケイリーの現在を救うために過去に戻り、ほんの少しの出来事を変えた。結果、予想以上に現在は大きく変化していたが、違う不幸がケイリーに降りかかっていた。何度過去をやり直しても、ケイリーは不幸なままであった。何度過去を修正しても「分岐点」を変えても、不幸の「特異点」を越えて、幸せな未来に向かうことができない。ケイリーを幸せに出来ないと知ったエヴァンは、ある決断をする。
(・・・もうひとつあるのだ。大事な「分岐点」が・・・)
ほんのわずかな“蝶の羽ばたき”を起こし、現在を書き換えることで彼女を救う。
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想うこと
☕️✨🥧☕️✨🥧
春(ハル)は「分岐点から歩き始めた」季節。新しい環境になり、心躍らせながら歩いている人がいる。反面、失敗をしたと後悔しながら歩いている人もいる。
映画のように・・・過去に戻ることはできない。
映画のように・・・現在を変えることはできない。
映画のように・・・悲しみをなくすことはできない。
人は、歩いていて「もしも・・・」と不安を考えたとき、それが現実になりそうな気がして、「心」は、歩き始めた「分岐点」に戻るという。(タイムリープである。)何度も何度も。不安がある限り・・・何度も。
・・・その度に、ここまで歩いてきたなかで生じた「幸せの芽」を摘みとってしまう。
Let it be, let it be, let it be, let it be
Whisper words of wisdom
Let it be
🦋『喫茶ハル』さんは、坂道の途中にある。そして分岐点にある。
🦋「幸せの芽」が、たくさんあるところ。
☕️✨🥧☕️✨🥧
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