【こむしこむさ】/『KUROSOLO壱番「半月」』

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🥃【こむしこむさ】

🥃【こむしこむさ】

長野県長野市1279-3

🥃ベルモット

🧀チーズ

雨降りでも灯りを見つけると入りたくなる。今日はやっているんですね。階段を上がりました。ドアを開けて、すぐにわかる。カウンターに座っている後ろ姿。しばらくお会いできなかったオーナーさんです。お店を二人(👫)にお任せしてから、なので久しぶり。いつもはカウンターを境に「あちら」「こちら」でしたので、同じカウンターに並ぶことが嬉しい。いつも通りに訪れて、いつもと違うこと。僕自身が「風」になって入ってきたかのように錯覚する。

オーナーさんのセンスと空気感が流れる「こむしこむさ」。カウンターに立つ人が変わっても、大事に引き継がれています。嬉しい。キャンドルで照らされ、ガラス窓が開放された店内は、「光と影」「陰翳」の世界です。グラスを傾けて会話をする。お店は異世界のようだけれども、僕ら、種としての、本来の夜の過ごし方ができるように思う。(アニミズムを感じる)

・・・どんなに突然の風が吹いて来ようとも。

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🌓『KUROSOLO壱番「半月」』

🌓『KUROSOLO壱番「半月」』

黒谷都 1995 発表

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黒いベールをかぶった女が、薄い布を一枚一枚とりだして、ていねいに並べ、並べかえ、結び合わせ、包み、抱き、立たせ、人形に着せ付ける。薄暗い世界に幼い赤ずきんが誕生する。女は人形に与えた「生」を言葉でなく動きで語る。人形たちの運命を背負い、ときに人形と向き合ってきた女の存在自体がこの物語となり、人形と人形遣いは「生」を共有するモノ同士となる。

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自らを「傀儡女(くぐつめ)」という黒谷都は1974年に人形劇団に入り、人形遣いとして歩み始る。1977年に『銀猫商會』を旗揚げ以後2002年迄、主宰をつとめる。(その間、舞踏集団に在籍し研鑽)『銀猫商會』公演作品では、全13作品、企画制作主演をつとめている。1994年、国際交流基金・人材派遣事業の助成を受け社会主義体制崩壊後のチュコへ研修、帰国後の1995年、「半月」を発表。劇人形のソリストとしての道を歩み始める。

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想うこと

🌓✨🎭✨

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「アニミズム」

個々の事物は固有の霊魂を持つという原初的な自然観をいう。

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「人形」は動きを与えられると生命感をあらわすモノ。動きを無くした人形は、いずれはボロ布のように、打ち捨てられる。(人間とどこが違うのか)

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「傀儡女」は、廃墟を彷徨い、「生」の破片を拾い集めて人形を蘇生させようとする。すべてが無言のうちに表現され、次第に、ぼんやりと「生」が見えてくる。「人形」と「傀儡女」だけの世界。僕たちは「生」を窺う。明るい方と暗い方を。

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🌓✨🎭✨

👫追記

運命もやってくる。突然の風のように。

「こむしこむさ」の階段を上がってきた人がいた。

「通りから灯りが見えて何かを感じたから」、と。

暗い店内だから、それほど顔は見えない。けれど。

すぐに「合う人」だとわかった。

・・・それまで僕は「人形」だったのだ。

✨またね

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