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序
《序》
2024年は地震から始まりました。
心静かに読書に耽りたい。
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「冬夜謊書」…(作:菅茶山)
雪擁山堂樹影深
檐鈴不動夜沈沈
閑収乱帙思疑義
一穂青燈万古心
(七言絶句)
🎄
こんばんは。夜空は冷えています。
クリスマス前に街中で積雪がありました。翌朝、仕事でここを通りがかり、ふと目を向けると、このお店の前をひとりで「雪掻き」をしていらっしゃる女性がいまして。気持ちが「ほっこり」してしまいました。晴れたら行こうかな、と。それが今日。ランチタイムに訪れました。
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🫒【caffe tramonte】
🫒【caffe tramonte】
長野県長野市三輪8丁目56−9 美松ビル
🍝 タコとオリープ・春菊のアーリオオーリオ
🍎りんごのケーキ
☕️コーヒー
オリーブって美味しい😋好物です。
(たまに訪れるcaféで、ワインとオリーブで過ごす時があります。)
タコも好き、ほろ苦い春菊も好き。ランチで、いただいてていいのかな、と嬉しく思うばかり。りんごのケーキに「アイス」が添えられてきました。…こっそりサービス😉って。
平日の昼間、そして11:30頃からなのにとても明るいマスターです。この時間に楽しく仕事をしている人って羨ましい。マスターはイタリア人なのか…まさかね。その気質、その気分はイタリア仕込みなのか?…初訪問でしたが、楽しく過ごさせていただきました。いつか夜にも訪れたい。ワインを飲みたい。
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📙『Oboe sommerso (1932)』
📙『Oboe sommerso (1932)』
(沈んだ木笛)
Salvatore Quasimodo(イタリア詩人)
…
冷え切った木笛が
またぽつりぽつりと吹き鳴らす
枯れない木の葉の喜びを。
でも 私のものにはならずに
想い出を奪い去っていく。
心のなかでは日が暮れて
草のような手のひらのなかで
水が入日のように落ちていく。
…
だから藻屑のような毎日なのだ。
🪈
楽器として木笛を選んだのは、シチリアではクリスマスの前の数週間、夕方、楽隊が家々を巡りオーボエ(クラリネット)のような木管楽器を吹いている光景を、詩人が思い出したからだと言われている。
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Salvatore Quasimodo (1901-68)
(サルヴァトーレ・クワジーモド)
〈1959年にノーベル文学賞を受賞〉
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シチリアのモーディカに生まれる。父が国鉄駅長だったので、シチリアの南東部を中心として多くの駅(街)を転々とする。クワジーモドが初めてメッシーナの町と出会ったのは、一九〇九年三月である。彼の父親はメッシーナ勤務を二回経験しているが、その第一回目がこの時にあたる。イタリア人にとって、メッシーナと言えは忘れることができない大きな出来事があった町。一九〇八年十二月二十八日の朝、倒壊家屋九十八パーセントという大地震がこの町を襲ったのである。関東大震災より十五年程前である。父親の着任は、健災後わずか二ヵ月程であったから、麻痺した都市機能のなかで、まだ子供であった詩人は、強く印象に残ったことを次のように回想している。(震災後、海軍が入り略奪者共を処刑している)…「私は、初めて、この地で人間の死というものにぶつかった。…私たちは貨車のなかで息をひそめて生活していた。災害とは異なる別の恐怖におののかねばならなかった…」
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想うこと
🫒✨🎄✨🍎
陽気とイメージしがちなイタリア人。それは、こちらの勝手な思い込みなのかも知れません。同じ人間ですから。人間ならではの苦しみは世界中の誰でも、どこにいても、やってくる。陽気に過ごせば、人を失う悲しみや自身の不幸は和らげることができるかも知れないけれど、心に無理がかかりそう。
災害は…降りかかる人とそうではない人に分かれる。言葉のかけようがない。慰めようがない。…神様はいるのだろうか。なぜ僕らは「罪深い」のだろう。「楽園追放」…僕らの世界は「詩人」にならなければ「生きづらい」。
🫒✨🎄✨🍎
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跋
《跋》
🍎(アダムとイブ)
りんごのケーキに添えられたアイスがもちもちしていて、美味しかった。最後まで良い時間でした。ありがとうございます。またきますね。…お会計の際に聞いてみた。
「マスター、おひとりで(お店を)やられているのですか?」
「いえいえ、今日は妻がお休みになりまして💦」
🍨
雪掻きをしていたのは「イブ」だったのです。
そして、今日は妻がいないから…。
好きな曲をかけて。
にこやかに。
楽しく。
自由に。
(アイスのサービス)。
…イタリア人って…
…それは、僕の思い込み、楽しい空想😉。
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