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🍚【山帰来つた弥】
長野県長野市大字長野横沢町1483-2
🦪カキ玉子とじ丼
「霊山寺」裏の「物見の岩」まで行ってきました。こんなに天気が良い日には、山や自然好きな方々は、どこか遠出をしているだろうな、誰もいないかな?、と思って訪れたのですが、山の中にある大岩はとても賑やか。岩の下部はフランスの方々らしき一行で「フリークライミング」。中腹から上は「ロッククライミング」の人たちが汗を流していました。頂上で話を伺いました。(アイゼン装着、ハーネス完全装備…)雪山登山のトレーニングとのこと。…僕も俄然ヤル気が…と言いたいところですが…無理だ。すごい世界を目の当たりにしただけ…なのに「やった感」が出てきた😅。何もしていないのに、ご褒美。季節のランチ。
「つた弥」さん。店内は陶芸作品に包まれています。メニューは「和」だけでなく、オムライスやラーメンなどもあって、感動もの。とても良いお店。美味しかったです。家族経営の料理屋さんですが、厨房に立たれている方は、以前、どこかで修行されていたのでしょうか?
ココにも、そして岩の上にも…すごい人達がいる。羨ましい。僕も頑張らないと。
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🖼️『夕星』
〈東山魁夷〉
麻布・彩色 66.0cm×100.0cm
1999(平成11)年制作・東山魁夷91歳・絶筆
(長野県立美術館収蔵)
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これはどこの風景と云うのものではない。そして誰も知らない場所で、実は私も行ったことが無い。つまり私が夢の中で見た景色である。私は今迄ずいぶん多くの国々を旅し、写生をしてきた。しかし、或る晩に見た夢の中の、この風景がなぜか忘れられない。たぶん、もう旅に出ることは無理な我が身には、ここが最後の憩いの場になるのではとの感を胸に秘めながら筆を進めている。
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この《夕星》という作品は、一度完成させサインを入れたものの、サインを消し、また描き続けており、これまでのブルーとは違った青が使われていたり、構図もこれまでのものと違うことから、これが最後の作品になるとわかっていたのではないか?そして、この《夕星》に描かれた 4 つの背丈の違う木は、魁夷の両親と兄、弟、そして空に輝く一つの星が、魁夷自身なのではないか?と言われています。
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東山 魁夷(ひがしやま かいい、1908年〈明治41年〉7月8日 – 1999年〈平成11年〉5月6日)は、日本の画家、版画家、著述家。昭和を代表する日本画家の一人で、風景画の分野では国民的画家といわれる。特に約10年を掛けた唐招提寺壁画制作は東山魁夷の集大成となっている。長野市霊山寺の下に、善光寺大本願花岡平霊園があり、霊園の入り口に「東山魁夷画伯墓所」がある。霊山寺の入り口にある「東山魁夷画伯絶筆の舞台」の立て札には、「画伯が最後に描いた「夕星」(1999年作)は、霊山寺本堂裏の杉の木と大峰・地附山の稜線を元に完成されました」と書かれている。
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📝メモ
《霊山寺》
霊山寺はもともと飯縄山北側に峰続きの霊仙寺山の麓にあった寺です。天台の戸隠、真言の飯縄霊仙といわれ修験山の寺として隆盛を極めました。しかし、戦国時代に武田勢に滅ぼされ、その末寺である長野市長沼の宝珠院に逃れ霊山寺としましたが、その後度重なる水害などにより寺は衰退してしまいました。この荒れた寺から中興の租として大正時代、ご本尊を現在の場所に復興されたのが、寺があった霊仙寺山を見上げる現在の〈信濃町〉に育った原田義吽師であります。師は奥様と共に弘法大師の篤信者で四十才を過ぎてから高野山で修行して、托鉢一つで霊山寺を復興したのです。復興当時は真言宗高野山派でしたが、その後智山派に属しています。
《謙信物見の岩》
善光寺北側にある大峰山、そこへ続く登山道沿いにあり、霊山寺から歩いて10分ほどのところにあります。川中島の戦いのとき、この岩から上杉謙信が武田軍の動きを見たといわれています。ロッククライミングの練習場として知られ、県警山岳救助隊や山岳部の学生などが時々練習しています。
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🖌️✨🍂✨🌬️
東山魁夷の著作 『風景との対話』(1967年)、こちら、僕の愛読書。たまに読み返す。ここに数行だけ「淡路島」の風景が書かれている。たった数行…「キラキラ」している。
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〈東京国立近代美術館〉生誕100年東山魁夷展(2008)
東山魁夷の作品世界によりよく親しんでいただくために、画家が当館で1968年冬におこなった講演会「私と風景画」の音声記録と、彼が綴った文章を基に構成…音声ガイドは東山本人の肉声による解説…。
「思い出すのは、中学1年生のころ、神戸の裏山に登り、丘の上に二人で立った。母と一緒に見た瀬戸内海と淡路島の景色。生まれて初めて、きれいな景色と感じた。子供心に、そばに母親の愛情があって、それが私の心に満たされていて。風景が美しいと思った。」
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今回の投稿は「絵」にしてみた。
空に輝く「夕星」。
色々な想いが溢れてくる。
本当はどこの風景か。僕は答えに近づいているんだ、という感覚がある。
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「…或る晩に見た夢の中の、この風景がなぜか忘れられない…」
🖌️✨🍂✨🌬️
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