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《序》
《序》
早めに長野駅に着いたものですから。
立ち止まって人々の「流れ」を目で追う。
孤独な僕らは、人と出会って、再会して、を繰り返しています。どういう法則かわからないけれど、一度きりの人もいるし、何故かよく会う人もいます。そのよく会う人って…結局は話しが通じる人。説明や補足しなくても会話が進んでいく。カウンターに座ってお酒などをいただいているとすぐにわかる。…そして逆に「合わない人」「もう逢わない人」もすぐにわかる。口先だけ滑らかで、ずけずけ人の心に踏みこんでくるような相手もいる。空疎な持論ばかりで中身がない人も、残念ながらこの世には少なくない。
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🥃【知空間・土儘】
🥃【知空間・土儘】
長野市南千歳2-14-4
長野駅から歩いてすぐ。スタッフさん(カフェ友💦)と少しばかりのお酒を、と思って立ち寄ったのですが「大ママさん」(お会いするのは二度目)がいらして…ずっとおしゃべりをしていました。…だから画像も少ない😅。
ネオンとお酒の世界。〈お仕事だから〉と顔を変えてカウンターに立つ方が圧倒的に多い。色々な人々(女性)をみてきました。それはそれ、そういうものです。
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昭和レトロな「Dojin」さん、ちょっと違います。
〈ユーモア〉を感じてしまう。みなさん、良き人間性をお持ちです。
女性おひとりさまでも気軽に入れるところ。そして話しが通じる人がいるところ。
僕は今まで、色々なお店を訪れてきました。色々みてきました。けたたましい笑い声などは重要ではないと思うようになりました。相手の声に耳をかたむけ、親身に心を配り、頭に浮かんだことをゆっくりと話す。そのうち相手の顔が自然と柔らかにほころんでいる。人と人との心の交歓。…そうして美味しいお酒の時間になるのです。
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夜のお店は、豪華華奢でキラキラとした宝石箱のようであるけれど…夜があけて、酔いが冷めたら。愛は破滅、富は堕落、精神的な病、そして時間の残酷さなど、現実の辛さが見えてくる。…愛も夢も醒めないで。
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📕『夜はやさし』
📕『夜はやさし』
F・スコット・フィッツジェラルド
1934
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きらびやかなリヴィエラのビーチで、若い女優のローズマリーが精神科医ディックとその妻ニコルに出会う。
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ディックは有能な精神科医である。ニコルは幼少期に実父からの虐待を経験し、統合失調症を患っている。二人は医師と患者の関係から恋愛に発展し結婚する。ニコルの資産でディックはクリニックを開業し、二人の生活は贅沢なものへと変わっていった。そんな中、二人はアメリカ人女優のローズマリーと出会い、ディックは彼女に惹かれ、不倫関係になってしまう。ニコルもまた、フランス人男性と関係を持つ。ニコルの精神状態は回復に向かう一方で、ディックはアルコール依存症になり、精神的に崩壊し、ついに二人の関係は破綻する。
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ディックは周りの人に奉仕し続けてきた人生をゆっくりと振り返る。愛と破滅、富と堕落、精神的な病と回復、そして時間の残酷さ。もう落ちていくしかない。
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F・スコット・フィッツジェラルド
1896〜1940
20世紀のアメリカ文学を代表する小説家の一人。小説「グレート・ギャツビー」で有名。
ニューヨークの喧騒に疲れ果て、フランスに移住した作者フィッツジェラルド。しかし妻のゼルダはパリで統合失調症になってしまう。ゼルダの入院費、娘のフランセスの養育費、生活費……フィッツジェラルドはお金を稼ぐために書きまくるようになる。そして、発表されたものがこの『夜はやさし』。これは、ほとんど自伝のような物語…であるが、さらに彼自身の未来をも描いてしまっている。恐慌下のアメリカでこの「夜はやさし」の売り上げは芳しくなく、絶望から次第に彼はアルコールに溺れるようになっていく。(アルコールが手放せず、健康状態が悪化していたフィッツジェラルドは心臓発作を何度か起こした。最後の小説を執筆中に再び心臓発作をおこし、グレアムのアパートで死亡した。葬儀に妻は参列しなかった。)
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想うこと
💄✨💎✨👠
夜のお店を訪れる理由は人それぞれ。
共通するのは「自身が主人公」の世界に入りたがっていること。
一夜でもいいから、と儚い錯覚に身を委ねていること。
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絶望的な感情が、それでも甘く、描かれているならば。
夜はやさしく、幸せな結末への道筋を教えてくれる。
💄✨💎✨👠
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《跋》
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《跋》
少しのつもりが、二時間以上💦
楽しい夜をありがとうございました。
(内緒の)「テキーラ」美味しかったです。
またね👋
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