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🏨【万平ホテル・カフェテラス】
🏨【万平ホテル・カフェテラス】
長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢925
🍰万平プレミアムロールケーキ
🫖アッサムティー
雨上がりのテラス席で。
1894年に創業し、避暑地軽井沢の歴史とともに歩みつづけるクラシックホテル。
宿泊せずともカフェ利用としてホテルに入れます。ロビーという居心地の良い空間で椅子に座る、また廊下を利用した資料コーナーもあって、想いに耽ることができます。…宿泊は叶わないでしょう。せめて食事でも。BARでも、と願うばかり。三島由紀夫の「美徳のよろめき」、ジョンレノン一家の滞在、と語りたいことはたくさんありますが、今回は避暑地気分ということで。
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軽井沢と皇室とのつながりは深い。「万平ホテル」は、秋篠宮家が宿泊されています。まだ2歳にならない眞子さまと秋篠宮ご夫妻が万平ホテルを訪れていたとき、ホテルで飼われていたゴールデンレトリバーが、紀子さまに抱っこされた眞子さまに飛びかかりましたが、紀子さまは「あら、お友達になりたいのね」。眞子さまも怖がらないで仲良くなっていく、という様子がテレビで流されました。
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👨🍳『天皇の料理番』
杉森久英 1979
「週刊読売」昭和53年10月1日号〜昭和54年11月25日号 連載
テレビドラマ
主演 堺正章 1980年
主演 高嶋政伸 1993年
主演 佐藤健 2015年
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「司厨長、大変です。ザリガニが盗まれてしまいました」
大正天皇の御大礼は京都の二条離宮で行われる。饗宴の人数は2,000人。秋山徳蔵は欧州では食材として親しまれるザリガニの料理「ザリガニの(クリーム仕立て)のポタージュ」をメニューに加える。旭川の第七師団の協力を得て、食用に適した北海道のニホンザリガニ4,000匹を確保、日光の御用邸付近の川の生簀に入れ、うち2,000匹を京都へ送ることができた。・・・式典が近付いた朝、秋山は厨房員の声に起こされる。2,000匹のザリガニが1匹残らず消えたという。厨房には厳重に鍵がかけられていた上、厨房の隣室には職員が泊まり込んでいたので、気づかずに盗まれる筈がない。皇宮警察官が来て捜査をするも全くもって行方がわからない。・・・いまさらザリガニの確保は出来る訳がない、饗宴の献立表は印刷が終わっている、メニューの変更はできない、秋山の上司も駆けつけて来た。「大膳頭として重大な責任問題」は免れない。・・・2,000匹のザリガニは何処に。
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「それはよかった。それはよかった。」
・・・ある御陪食で「トゥルヌド」という料理を作った。これは円柱形に切った牛肉のヒレを、ベーコンで巻き、糸でぐるぐる縛ってソーテ(いため焼き)したものである。一皿だけ糸を取り忘れた。しかも、そのたった1本取り忘れたものが、事もあろうに昭和天皇に供されてしまった。御陪食でベーコンを巻く糸を1本だけ取り忘れる、という失態を演じてしまった秋山ら厨房の一同は、色を失い意気消沈した。秋山は、いよいよ切腹だと、辞表を用意した。この失態につき、侍従経由でお詫びした。侍従が下がって来てから聞いたところでは、侍従が「けれども、お客様の分は全部取ってございます」と言上すると、昭和天皇は「それはよかった。それはよかった」と満足気であり、しかも秋山らの失態については全く意に介していない様子であったとの事であった。
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想うこと
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万平ホテルの裏手にある、歴史深い別荘地。その中に、迷路のように伸びる軽井沢に唯一残された石畳の道があります。訪れた宣教師たちが、自然とその美しさに感激して名付けたという小径です。「ハッピーバレー(幸福の谷)」といいます。
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秋山篤蔵は鯖江市で連隊の料理伍長から「カツレツ」を一口御馳走になり、あまりの美味しさに驚きの声をあげる。西洋料理への憧れが大きくなる。…「憧れ」が人を運命付ける。
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軽井沢。雨上がりの緑は風景も空気も素晴らしい。クラシックホテルは、幾つもの「時間」を持っている。それらは人の心を豊かにする。この世の中は「お金」が中心だけれど、何もかも忘れて幸せになれる。
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《なんでも、これはうまい! と情熱をもって食べられる大好物を持っている人は、幸福なのじゃないか》
…秋山徳蔵
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