お店:☕️【yard】/書物:📓『クローディアの秘密』

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お店:☕️【yard】

書物:📓『クローディアの秘密』

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「心のドアは、自分にしか開けられないんだよ」

(スナフキン)

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☕️【yard】

長野県上田市中央2丁目4−3

仕事で上田市まで。

忙しい毎日だけれども、少しでも安らぎの時間は作りたいものです。

通りに面した「yard」さん。ガラスドアですので、外からもよく見える。店内を伺える距離になって、ちょうどオーナーさんと目が合う。ゼスチャーで「いいですか?」「大丈夫ですよ」の会話。お忙しそうで入れないかな、と思ったのですが、よかった…と言いながらカウンターへ着座。お久しぶりの会話。僕のことがが忘れられていなくて…それも、よかった。

🍫ショコラケーキ

☕️エスプレッソ・ダブル

安らぎの時間は「ケーキ」をいただく時間の長さであって、「エスプレッソ」の香りが続く時間のこと。身体を入り口側へ向けて通りを眺める。さあ、行かなきゃ…と見上げて気がついた。ドアの上にステッカーが貼ってある。

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JÄTA TÄMA OVI AUKI

KUN LÄHDET

🇫🇮

…フィンランド語である…《秘密》を見つけたように嬉しくなる。

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📓『クローディアの秘密』

カニグズバーグ 1967

隠居している富豪のフランクワイラー夫人は手紙を書いている。宛先は「私の弁護士、ザクセンバーグ宛て」で、ある少女に「秘密」の権利を譲る理由を説明するものだった。

コネチカット州のグリニッジ。もうすぐ十二歳のクローディアは、女の子である為に両親から不公平に扱われていると思い、毎日をうんざりと過ごしていた。ある日、彼女の二番目の弟でお小遣いを貯めているジェイミーと家出の計画を立てる。行き先はニューヨークにある「メトロポリタン美術館」である。家出決行日、着替えを詰め込んだバイオリンのケース、トランペットのケースをそれぞれ手に出発する。メトロポリタン美術館に入館した二人は、閉館時間まで中を見学して回り、その後は洗面所に隠れてやり過ごした。次の日から、学校の見学グループに紛れ込んだり、噴水で水浴び。お金のために噴水に投げ込まれた「お願いのコイン」を使ったりする。夜は展示品のアーウィン・ウンターマイヤーのアンティークベッドで寝てみたりする。こうして二人はメトロポリタン美術館に住み着くことに成功する。新しい展示品「天使の像」の作者究明に興味を抱いた二人は、像の台座にミケランジェロと思われる印を発見する。美術館へ手紙で知らせるが「印のことは承知済み」という返事がきた。自分自身を認めて欲しい、家に戻るときには違う自分になりたい、その為には「天使の像」の秘密が知りたい、と切望するクローディアは、ジェイミーと二人で所持金の最後の残りで天使の像の元の持ち主、コネチカット州のフランクワイラー夫人を訪ねる。夫人は天使像の秘密を教えるかわりに、クローディアの家出期間の秘密を教えるよう求める。

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「NHKみんなのうた」で1984年に放映された大貫妙子の楽曲「メトロポリタン美術館」は、この「クローディアの秘密」から着想を得て作られており、歌詞にも物語の要素が随所に反映されている。

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フィンランドといえば「MOOMIN・ムーミン」。昨年、2025年は「ムーミン」小説1 作目の出版80周年です。80周年のテーマは“ドアはいつも開いている”。“The door is always open”。これは鍵をかけないムーミンやしきがどんな生きものも受け入れる、温かい「居場所」の象徴であり、世界中で愛されるムーミンの精神を表しています。…フィンランド語では…”Ovi on aina auki”。

おやっ!

🔖JÄTA TÄMA OVI AUKI

KUN LÄHDET

🇫🇮

(フィンランド語での直訳)

退出時はこのドアを開けたままにしてください…(次の人のために)

忙しいこの世界には、たくさんの個性的な人々がいる。「鍵をかけない」「誰でも訪れてよい」…そんな場所、安らげる場所がこの世界には必要だと思う。どんな人々でも受け入れてくれる魔法がかけられたドア。そのドアの向こう側には、きっと「秘密の物語」がある。

…(ワクワクする秘密がまだあるかも)

「yard」さんにて

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