【喫茶ブルーリボン】/『鬼平犯科帳』

この記事は約4分で読めます。

・・・・・

・・・・・

☕️【喫茶ブルーリボン】

☕️【喫茶ブルーリボン】

長野県長野市南千歳2丁目5−11 2階

🍳メンチカツ目玉焼きセット 900円税込

☕️食後のコーヒー(セット注文) 200円税込

長野市の街中に、昔からある喫茶店です。(三店舗共通)駐車場もあります。お昼の時間は、近隣のサラリーマンの方々で席が埋まりますので、少し時間をずらして伺うのが良いかと。午後イチのニュースがワイドショーに変わり、いつ画面をみても同じ話題がループしているような。時間に追われていなければ「時間」を忘れる。昔ながらの喫茶店での過ごし方ができます。カウンターには各社の新聞。どれも今日の日付。綴じ目が乱れ、シワがあるのは、手にとった人がたくさんいたから。

本棚には「漫画」が並ぶ。喫茶店ではサッと読めるものがよい。時間がくれば感情移入をしていても途中で辞めざるを得ない。続きなどは気にならない。また来たときは、途中まで読んでいた漫画はどこか別なところへ入っていて(そもそも、どれでもよい)、違う巻や別の漫画を手に取る。読みはじめて暫くしてから、そういえば前にも読んだな、と途中で気付いたりする。喫茶店では「時間」を忘れる。でもそれがいい。心地よい世界がループしているかのよう。いつまでも、いつまでも。僕らは漫画の登場人物には決してなれない。だから憧れる。僕は煙草は吸わないけれどハードボイルドには憧れる。普通のサラリーマンだけれどスパイには憧れる。劇画はおじさん達を夢心地にする。(スリルと美女を求めているのかな?恥ずかしい🫣)喫茶店での空想は面白い。

〈漫画版〉さいとう・たかを作画、久保田千太郎の脚色による劇画。1993年から連載されており単行本が発行されている。作品の舞台は江戸。主人公は、放蕩無頼の経験から鋭い推理力と観察眼を持ち、峻厳なる取り締まりを行い、悪党からは「蔵」と恐れられる。

…なってみたい。

・・・・・

・・・・・

📘『鬼平犯科帳』

📘『鬼平犯科帳』

池波正太郎

「オール讀物」連載 1967〜1989

全135話(作者の死去により未完)

・・・

江戸の火付盗賊改方の長官・長谷川平蔵を主人公とした捕物帳。配下の同心や密偵、或いは彼らと敵対する盗賊どもを、主人公と同等、もしくは時としてそれ以上の比重で描き、これまでの捕物帳にはなかったリアルな人間関係を打ち出すことに成功している。

・・・

👹

「むかしの女」

長谷川平蔵が、その女・・・・おろくと二十余年ぶりに出会ったのは、座頭・彦の市が行方知れずとなって間もなくのことであった。このところ、平蔵は多忙をきわめている。火付盗賊改方と〔兼任〕で、石川島にもうけられた人足寄場の〔取扱〕をすることになったからである。…おろくは胸にある傷跡を平蔵へ見せた…。「おまえ、おろくか!」…。若い頃、十九歳の平蔵は〔本所の銕〕と異名をもって呼ばれ、無類放埒のかぎりをつくしていた。そこへ近づいた女が「おろく」であった。おろくは「すあい女」という一種の娼婦であった。平蔵へ近づき、女ざかりの肌身をすり寄せ、自暴自棄で血気に膨れ上がっていた若者の躰を虜にしたのだった。平蔵は、俗にいうところの「ひも」になったわけだが…。おろくが他の男に抱かれている妬心より、罵り合ううちに怒気にまかせて、脇差をはらった。血だらけになって泣き叫ぶおろくへ「ざまあ見ろ!」と毒気づいて戸外へ飛び出したのであった。

…その時の二人。いま平蔵は四十五歳、おろくは五十二歳である。平蔵は、懐中の財布を出して、これをそのまま、おろくのふところへ押しこみ、「三両とすこし入っている。足らぬところは、いつでも清水門外の役宅へたずねておいで。出来るだけのことはしよう…。」

…しかし…

平蔵の思いやりの心とは裏腹に、おろくは、むかし肌身を合せた男の前に現れては、金をせびるようになった。針売り婆の醜状をさらして「強請(ゆすり)」に味を占めるのであった。

・・・・・

🖋️

「犯科帳」とはもともと長崎奉行所の刑事判決の記録を指す言葉。池波正太郎は新たな連作の執筆にあたり、これを用いた。意図通り「捕物帳」の刷新に繋がった。

👹

「…出て来て刃向うやつどもは、かまわず斬れ」と、命じた。

「かまわぬのか、平蔵」

「左馬。雷神党のような浪人くずれには打つ手がないのだよ。おそらく大丸屋へゆすりをかけたのもこいつらだろうが…・・・・そのゆすり方ひとつ見てもわかる。まるで獣だよ。世の中の仕組が何もわかっていねえのだ。獣には人間のことばが通じねえわさ。刈りとるよりほかに仕方はあるまい」

・・・・・

・・・・・

想うこと

☕️✨⌛️✨☕️

「鬼の平蔵」は、犯罪者であっても、義侠心に厚い者や止むに止まれぬ事情で罪を犯したものらに対しては、寛容で情け深い配慮を見せる一面がある。

《江戸の治安は〈鬼〉の出番!》

…なってみたい。

喫茶店にいる間だけの空想は面白い。

「喫茶ブルーリボン」さんにて。おじさんの空想。

懐かしみのある時間とともに。ご馳走さま。

(女子も来てね!😉)

☕️✨⏳✨☕️

———-

画像

コメント

タイトルとURLをコピーしました