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序
《序》
戸隠神社「奥社」まで雪中トレッキング。(自宅から奥社入り口駐車場まで車で50分)。
参拝者のほとんどが海外の方だったように思います。駐車場の脇でブーツやアイゼンの貸出があるので、服装だけ注意しておけば気軽に雪の世界を散策できます。スノーシューでのツアーもあるようです。訪れる方々は随神門まで到達して引き返す人も多かったように思います。ただその先、スニーカーでは奥社への最後の登り降りが大変です。「ノリ」で行っている人もいて、「笑いながら」転んだり滑ったり。それはそれで楽しそうでしたが、怪我にはお気をつけて、と願うばかり。雪道を譲って挨拶をしたり、されたり。みなさん、心が豊かな人が多いな、と思いました。雪の景色は心を浄化するのです。きっと。
…「人を笑う」のではなくて「スマイル」です。「笑みがこぼれる」がいい。
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☕️【ランプ】
☕️【ランプ】
長野県長野市戸隠3531−1
戸隠神社中社の近くにあるカフェ「ランプ」さんへ。
席につくことができました。遅めのお昼です。
🍕ピザ
🫐ブルーベリージュース
🧁蕎麦ケーキ
詩集、本、絵本、と色々あるのですが、それはまたの機会に。雪道を歩いてきたので少々のお疲れ。来店ノートに絵などを書いて過ごしました。…明日から仕事。頭の中がそのことばかりだったのは自分の問題。「詩」の世界には入り込めなかったのが実情かと。
それでも、受け入れてくれた空間に。ランプさんの空気感に浸っていました。ありがとうございます。この日はお客様が多く、出入りも多く。気がつけば一番長く座っていたのかもしれません。
⛩️
中社の前のバス停に長蛇の列。奥社で見かけた方も並んでいました。みんな「現実」の世界に戻っていくのです。この「戸隠」で心が浄化されても、それは「ひととき」のこと。この世は人が人を苦しめる世界で、そこが僕らの帰るところ。この世界ではハッピーエンドになっても、蒼ざめた微笑みを浮かべなければならない時がある。
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📗『戸隠伝説殺人事件』
📗『戸隠伝説殺人事件』
内田康夫 1985
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「天道家は戸隠神社を奉じる社家の中では、昔でいう陰陽師の家系として特異な存在である。タキはその天道家のひとり娘で、幼い頃から神秘的な美貌を持つ少女として、村内ばかりか、参拝者や講の者の口伝てに、県外や東京あたりにまで噂された。タキが巫女姿で舞うと、見物客はこうこつとして見惚れたという。」
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戸隠にあるホテルのパーティー会場で「戸隠高原ゴルフ場建設準備会」が行われていた。「帝都大学文学部教授 立花智弘」という名刺を受け取った準備会代表の武田喜助は驚き、立花の顔をまじまじと見つめた。そんな武田を不審に思う立花。…4日後、戸隠の毒の平・荒倉キャンプ場で男の死体が発見された。現場に急行し、遺体を確認した長野県警捜査一課警部補「竹村岩男(信濃のコロンボ)」は、先に現場に到着していた県警捜査一課長の宮崎良雄から、遺体はパーティーのあった夜に失踪していた武田だと聞く。死因は毒物による中毒死だった。
「信濃のコロンボ」シリーズ
〈竹村岩男〉初めは長野県警察の交番巡査だったが、長野県警飯田署の警部補に抜擢される。その後、難事件を解決したことが認められ、長野県警捜査一課警部補に昇進。現在は長野県警捜査一課警部の地位である。
「戸隠伝説殺人事件」テレビドラマ化
〈竹村岩男役〉
1995 布施博
1999 堺正章
2003 中村梅雀
2014 寺脇康文
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想うこと
⛩️✨🪭✨🫐
作者の内田康夫さんは2018年に亡くなりました。推理小説作家で、西村京太郎(2022年没)、山村美紗(1996年没)とともに、旅情ミステリー作家の代表的人物として知られています。僕が最初に読んだのはこの「戸隠伝説殺人事件」でした。推理小説ながら地域描写や風俗が随所に組み込めれていて、戸隠という地に染まることができます。…そして人の心をも。人の美しさ、醜さ、記憶から蘇る苦しみも、こちら読者が否応なしに受け入れていかざるを得ない。受け入れて、ようやく物語が閉じられる。
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戸隠神社「奥社」。ここはゴールではない。そして、奥社の後ろに聳え立つ「戸隠連峰」はさながらこの世の壁の如く。ですが、その壁の向こうにも世界が広がっている。推理小説「戸隠伝説殺人事件」でも「向こう」の世界におもいを巡らせなければ、謎が解けない。結末を迎えることができない。
⛩️✨🪭✨🫐
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跋
《跋》
「戸隠伝説殺人事件」(寺脇康文版2014)のドラマロケが、僕の自宅近くで行われました。クリーニング店です。大きな鍵を握る人物の仕事場。戸隠からは程遠いのですが「神社の隣のクリーニング店」という設定がココしかなかったとのこと。…寺脇康文さん、小倉一郎さん、見たかったなあー、と思っています。
…さらに追記…「麻」(妖しい?)に興味を持ったのも、この小説が始まり💦
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