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神社:⛩️【戸隠神社・奥社】
書①:📘 『Ondine』
書②:📘 『兎園小説』
書③:📘【漂流記集】
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《序》
📘『Ondine・オンディーヌ』1939
🖊️〈Jean Giraudouxジャン・ジロードゥー〉
物の怪がいたるところに潜んでいるような暗い森に冒険を求めて入った騎士ハンスが、森を通りぬけると、幽寂な湖の近くの老漁師の陋屋にたどりつく。「この世で、陳腐ではないもの、ありふれていないもの、磨り減っていないもの」を希求していた騎士は、漁師の養女で、美しい水の精オンディーヌに出会い、まさしくこの女性がそれだと思う。
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⛩️【戸隠神社・奥社】
あけましておめでとうございます。
神様を感じたく奥社へ行ってきました。よい年になりますように。
一年の始まりです。Instagramのアイコンを変更します。昨年のアイコンは「虚舟」。そのまとめ。今年はどうしようか…拙い投稿ですが、見ていただいている人がいることが嬉しい。今年もよろしくお願いします。この世界に身を委ねながらも、ほのかな足跡くらいは残して行きたい。
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📘 『兎園小説』
曲亭馬琴
「虚舟の蛮女」
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時は、享和3(1803)年2月22日。江戸時代の常陸国、はらやどりという浜で、沖に舟のようなものが見えたので浦人が小舟を出して浜に引き寄せた…引き上げてみて驚いた。長さ三間(約5.5m)という小舟ながらも、まるでお香の入れ物(香盒)のような不思議な形だったからである。下半分は鉄板でしっかりと補強されて頑丈そうだが、上半分に透明な硝子窓がはめ込まれており、少々危なっかしい乗り物であった。恐る恐る中を覗き込んでみると、床には敷物が敷かれ、二升(約3.6リットル)ほどの水が入りそうな小瓶や、菓子、肉を練ったような食べ物が置かれていた。さらに驚くことに、中を見回すと今まで目にしたこともないような顔立ちの女性がいた。蛮女と記しているところから察すれば、おそらく異国の女性だと思われる。もちろん、言葉が通じるはずもない。
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「薪水給与令」(江戸幕府が外国船に対して燃料や食料、水を供給し、帰国を促すことを定めた法令)が発せられたのは文化3(1806)年のこと。その3年前の当時としては、外国船となれば、有無を言わず打ち払うよう通達されていた。浜の人々は無慈悲とは思いながらも、役人に知られては厄介とばかりに、そのまま再び沖合に押し流してしまった。その舟と女性の様相は、同書に文章とともに挿絵として記載されている。そこに描かれた小舟は、奇妙な形の乗り物。
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📘【漂流記集】
江戸時代後期 万寿堂編
〈愛知県西尾市岩瀬文庫〉
本書は、江戸時代に船で外国へ漂流した日本人の話や、日本へ漂着した異国人の話を集めたもの。鎖国下の日本人にとっては、どれも珍奇な話であるのだが、この中にひとつ不思議な姿の漂着船の記事がある。その舟が流れ着いたのは常陸国(現茨城県)の原舎ヶ浜。若く身なりのよい美女が乗っていたが、言葉は通じず、どこの国の人かは不明。白木の箱を大切そうに抱え、人を寄せ付けようとしない。船の中には謎の文字もあった。
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「小笠原越中守知行所着舟/常陸国舎ヶ浜と申所へ/図之如くの異舟漂着致候/年頃十八九か二十才/くらいに相見へ少し/青白き顔色にて/眉毛赤黒く髪も同断/歯は至て白く唇紅ニ/手は少しぶとうなれと/つまはつれきれい/風俗至て宜しく/髪乱て長し/図のことくの/箱にいか成大切/の品の由ニ候て/人寄セ不申候/音聲殊の/外かんば/しり/ものいゝ/不方/姿はじん/ぜうニして/器量至て/よろしく/日本ニテも/容顔美/麗といふ/方にて/彼国の/生れとも/いふべきか」「一 鋳物弐枚至て和らかな物/一 喰物菓子とも見へ亦肉ニ□/煉りたる物有之/喰物何といふ/事を不知/一 茶碗様の/もの一ツ/美敷もよふ/有之石とも/見へ/一 火鉢らしき物壱ツ/□明ホリ有鉄とも見/亦ヤキモノ共見/一 船中改候所如斯の文字有之/右之通訴出申候」
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🛸船は高さ3.3m、幅5.4m、本体は紫檀と鉄製で、ガラスや水晶の窓が付いている。
👩🏻🦰異国の女は18~20歳ほど。顔色は青白く、眉毛や髪は赤い。言葉は通じない。
これはきっと江戸時代の「🛸UFO」で間違いない…と思う🧐。
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「…器量至て/よろしく…」
ここ好き。何の基準をもって「器量至ってよろしく…」なのだろう?
…沖合に押し流さなくても良かったのに
…もう二度と会えなくなるのなら。
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🧜♀️「この人は誰?…きっとこの人が好きになったのに…」
…オンディーヌ
☕️✨🖌️✨🛸✨🚤
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