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マルシェ:🍻【ナガノミライマルシェ】
読み物:📘『ひねくれ一茶』(田辺聖子)
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🖌️《古郷や近よる人を切る芒(すすき)》
〈小林一茶〉
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規範にとらわれずに自由で放浪できる人…定住地を持たない流浪の民…社会の掟に従わず気ままな生活を送る芸術家…。…けれど、誰しもの憧れの先には…哀愁が漂っている。
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🍻【ナガノミライマルシェ】
🍻【ナガノミライマルシェ】
東急百貨店正面玄関前
7/4:16:00~21:00
7/5:14:00~20:00
長野市内の4つのブルワリーが一堂に集まる。クラフトビール好きには嬉しいマルシェ。フード&スイーツ、物販のお店も並びます。知っているお店も多くてみなさんと軽くお喋り。まわりも見渡しながら「誰かに会えないかなー?」とずっとウロウロするのも恥ずかしいので、サッと。…繰り返すけれど、恥ずかしいから。僕は…ひねくれている。「長野・ナガノ」の名を冠した場にいると申し訳なく思う。…故郷を出て、長野で未だにぼんやりとしているから。
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📘『ひねくれ一茶』
📘『ひねくれ一茶』
田辺聖子 1992
子供や動物、自然などを優しいまなざしで俳句に詠んだことで知られる〈小林一茶〉。
15歳で故郷柏原(信濃町)から江戸へ。荒奉公で苦労の末、好きな俳諧にうち込み、貧窮の行脚俳人として放浪した修業時代。辛酸の後に柏原に帰り、故郷の大地で独自の句境を確立した晩年。ほのぼのとした作風とは裏腹に波乱の生涯を送った。ひねくれと童心の屈折の中から生まれた俳句は、二万句になる。小林一茶の人間像を、愛着をこめて描き出している。
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「いろのねえ句だな」
野太い声でいったのは、隣の男だった。飯を食い終わったのか、楊枝を使いながら、無遠慮に一茶の手もとを覗き込んでいる…
「色気はありゃしません。あたしの句は元来…」
「色気じゃねえ、色彩よ…色彩が見えねえような句はつまらねってことよ」
巣兆が気付いて一茶を招くような手付をし、
「初対面かい、一茶さん、画狂人とは」
「あ」…これが雷名とどろく北斎…そうか、北斎か、こいつが。
…一茶も、蔦重から出た「東都名所一覧」や「画本東都遊」をどんなに楽しんで、くりかえし眺めたことだろう…
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🖌️〈露の世は露の世ながらさりながら〉
江戸を思い出すなあ、という一茶に
「おらもいっぺん、江戸を見てみてい」
おやおは目を輝かす。
「なに、江戸が良いことがあらず。いま、この家のなかこそ、栄耀だらず」
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🖌️〈やけ土やほかりほかりと蚤さわぐ〉
真夜中をちょっと過ぎた八つどき、村の半鐘が裂く打ち鳴らされるのを、一茶は聞いた。おやおは若いだけにぐっすりと眠っていた。
「おやお、起きろ、火事みてだ…」
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📺《おらが春~小林一茶~》
2002年1月3日
NHK総合「正月時代劇」にて放送
田辺聖子原作の「ひねくれ一茶」に、ドラマオリジナルの要素を加えて構成。
小林一茶:西田敏行・きく:石田ゆり子・やお:寺島しのぶ・花嬌:かたせ梨乃・夏目成美:杉浦直樹…他
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📝句集「おらが春」
「我と来て遊べや親のない雀」
「名月を取ってくれろとなく子哉」
「雀の子そこのけ/\御馬が通る」
などが有名。この句集の最初の句と最後の句が次のように対になっています。
「目出度さもちう位也おらが春」
「ともかくもあなた任せのとしの暮」
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「…ちうくらい…」自身の壮絶な人生を振り返り、より大きなものによって生かされているという信仰への帰依の句となり、「…あなたまかせ…」は浄土真宗の他力本願、阿弥陀如来の本願に頼って成仏することを願った句となっています。
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想うこと
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自身の人生を振り返る。寂しさとやりきれなさばかりで溢れている。「一茶にはまだ江戸は魅力があった…江戸は一茶を惹きつけてやまない。」江戸にいれば故郷はなつかしい。しかし、故郷に帰れば『帰るところにあるまじ』き感情にくるしむ。故郷とはそもそも「在る」場所ではなく、自分が創り出したユートピア。どこにもない場所。故郷はただ夢の中にのみ存在している。
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《古郷や近よる人を切る芒(すすき)》
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マルシェ。生まれも育ちも地元という方も多いだろう。他の土地からここにやってきて頑張っているオーナーさん夫婦がいる。ここにも、あそこにも。そして知らない人、もちろん通り過ぎるだけの人もいる。駅前、百貨店前は人通りが多い。人を眺めながら想う。誰しもが故郷を持ちながら、孤独なのだと。
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『ナガノミライマルシェ』
長野の地で歩んでいる人たち。
…今まで出会った人を皆、友達と呼んでもいいですか?
…カフェ友さんに会いました。飲み友さんにも会いました。フォロワーさんにも会いました…。世界は少しづつ形を変えてゆく。孤独な僕はこれからどこへ行こう。おやすみなさい。
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