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🍤【十割そば 大善】
🍤【十割そば 大善】
長野県長野市長野大門町46−1
🥢大善定食
いつも行列ができているお蕎麦屋さん。
今日は平日。11時半頃だったのですが、一階の席はもう埋まっていて二階へ。おひとりさまなので座敷では申し訳なくて、テレビの前のテーブル席に座りました。野菜天ぷらと稲荷寿司が付いたセット。お腹いっぱいです。ご馳走さま。…この辺り、善光寺界隈にはたくさんのお蕎麦屋さんがあります。もちろん、どこのお店も美味しい。そしてここの「十割そば」もまた美味しい。参道沿いのお蕎麦屋さんは観光客も相まって賑わっているのですが、ここはいつも混んでいる。食べ終わって表に出たのは十二時過ぎ、もう、通りに入店待ちの方々がいらっしゃいました。人気店です。
普段でもたまにはお蕎麦屋さんには入ります。こちら大善さんは初なのですが、何かと繋がりがありまして、美味しいのは知っていました。(その理由はまたいつか…)今日はお店の名前に惹かれたようなもの。忙しくて負が続く毎日。「善事」を楽しまなければ…と思いまして。そうすれば「善事」が行える人間になる。…こういう時は美味しいお蕎麦を食べるべし。
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📓【男の作法】
📓【男の作法】
池波正太郎 1981
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そばを食べるときに、食べにくかったらまず真ん中から取っていけばいい。
そうすればうまくどんどん取れるんだよ。
《…勘定 トロ 天ぷら 蕎麦 顔 人事 目 組織 勝負 休日 旅行 おみやげ 新婚旅行 結婚 靴 和服 約束 理想 食卓 心遣い 店構え 酒 バー 本屋 運命 女…》
時代小説作家と知られる池波正太郎が「男の常識」「男の生き方」を語ったエッセイ本。男の顔をいい顔に変える方法(男をみがく方法)を伝授する。
《蕎麦》
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蕎麦は、二ロ三ロかんでからのどに入れるのが一番うまい。
(二口三口でかんで、それでのどへ入れちゃわなきゃ。クチャクチャかんでたら、事実うまくねえんだよ)
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つゆはちょっと先だけつけてスーッとやるのが本当だと言うけど、これは一概には言えない。つゆが薄い場合はどっぷりつけていい。(中につけて、ひっかきまわして食う人がいるけど、あれはどうもね…)
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唐辛子をかけたかったら、そばそのものの上に、食べる前に少しづつ振っておく。(それでなかったらもう、唐辛子の香りなんか消えちゃうじゃないか)
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蕎麦屋はそば湯を出すのが本来。(だけどいまはもう昔と違って、いろんなものがまざり合っている時代だから、お茶を出すところもあると思うんだよ…おかしくはない)
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蕎麦は素直に味わえばよい。(どこそこの何というそばでなければ、そばじゃないなんて決めつけるのが一番つまらないこと)
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自分の人生が一つであると同時に、他人の人生も一つである。…作法はもちろん、人生だって…「決めつける」のはよくない…自分と他人のつきあいでもって世の中は成り立っているのだから。(「人間はいかようにも変わるのだから、簡単に二元論で捉えるべきではないよ)
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「池波正太郎」
1923〜1990
戦後の日本を代表する時代小説・歴史小説作家。『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』『真田太平記』など、戦国・江戸時代を舞台にした時代小説を次々に発表する傍ら、映画評論家としても著名であった。映画ではとりわけフランス映画の名作、とりわけ「フィルム・ノワール」を好んでいた。
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池波正太郎の時代小説、好きでよく読んでいます。代表作のひとつ「鬼平犯科帳」。こちらにはたくさんの悪人が出てきますが、ときに、憎めない人物が登場する。普段は盗みをして生計を立てているのに、女性や子どもが困っている姿を目にして思わず救いの手を差し伸べてしまい、そのせいで自分の悪事が露見してしまうような人物。読了後に切ない気持ちになる。これは善人なのか悪人なのか…。でも人間って生き物は「善人・悪人」と二元論では説明できないものです。では、何をもっての人間なのか?人間らしさとは何なのか?…迷う僕らの問いに池波正太郎は答える…。
《男らしさとか女らしさという前にね、男も女も共通していちばん大事なことがあるんだよ。「人の身になって考える」ということ》
😌これが、僕ら人間が生きていく上での大事な「作法」なのかもしれないね。
…最後に。好きな台詞。
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「人間というやつ、遊びながら働く生きものさ。善事をおこないつつ、知らぬうちに悪事をやってのける。悪事をはたらきつつ、知らず識らず善事をたのしむ。これが人間だわさ。」
…長谷川平蔵「鬼平犯科帳」より
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