お店:🍔【でんぞう商店】(長野市)/書物:📘『大菩薩峠』(中里介山)

この記事は約4分で読めます。

・・・・・

・・・・・

🍔【でんぞう商店】

🥔ハンバーガー・ポテトセット

🍹ゆずジンジャースカッシュ

😃一緒に遊ぼ!

「さらちゃん」に会いにきました。(もちろんハンバーガーも楽しみ)

甘噛み注意報…リードをつけてゲージ外で。動きが激しくて写真がブレていて、顔もまともにフレームインしていなかった…ゲージ越しの写真ですみません。

「さらちゃん」=「甲斐犬」

カッコいい!!…昔読んでいた漫画「銀牙-流れ星銀」に出てきたキャラクター〈甲斐三兄弟〉。本物に会えました。まだまだ子犬なのですが遊んでいても次第に…本気というか「野生味」が出てくる。

🖋️

《甲斐犬》

元来、山梨県南アルプスの山岳地帯の猟犬。頭が良く、獲物を自ら仕留めるなど無謀な行動はせず、「鳴き止め」と言われる獲物をその場に留める猟を教え込まれなくても出来る犬、といわれる。飼い主以外の人間には心を開かず、唯一人の飼い主に一生忠誠をつくすことから一代一主の犬とも評される。

😌美味しいものと楽しい時間で、お腹いっぱい。三月の忙しさも花粉症も乗り切れるように思います。さてさて…読物は、漫画「銀牙-流れ星銀」…ではなくて💦。主人を殺人鬼から守る「黒い犬」が登場する小説がある。大長編のなかの小さなエピソード、好きな場面です。野良犬なのですが、僕には「甲斐犬」としか思えない。

👘お君 – 伊勢間の山で「間の山節」を伝承する芸人・お玉。

🐕‍🦺ムク – お君の忠実な愛犬。黒く大きな犬で強さと賢さを併せ持つ。

・・・・・

・・・・・

📘『大菩薩峠』

中里介山

1913〜1941

作者の死去により未完。物語の舞台は大菩薩峠(2,507m)から始まるものの、この地に戻ることはなかった。

幕末を舞台に、虚無にとりつかれた剣士「机竜之介」を主人公とし、甲州大菩薩峠に始まる彼の旅の遍歴と周囲の人々の様々な生き様を描く。

🖋️

時は幕末、江戸から西に三十里離れた甲州裏街道(青梅街道)の大菩薩峠で、一人の老巡礼が机竜之助に理由もなく斬殺される。…机竜之助は、峠のふもとの武州沢井村の沢井道場の若師範であった。…武州御岳山の奉納試合で、机竜之介は宇津木文之丞を惨殺する。そして文之丞の妻お浜を連れて江戸へ出奔、うちに机竜之介は連続辻斬り犯となる。龍之介は新撰組の武士とともに十津川に立てこもって戦うが、火薬に眼を焼かれて盲目になった。盲目になってかえって凄みをました音無しの構えの剣は妖剣と恐れられる。…机竜之介は、ますます夜の通り魔殺人にのめり込む。

🐕‍🦺

《間の山の巻》

「ムクよ、もうここでよいからお帰りよ」

やさしい言葉をかけられたのは、拝田村の住居から附いて来た逞たくましい一頭のムク犬であります。ムクは、お玉に頭を撫でられながら尾を振ってその面を見上げている、お帰りと言われても帰ろうともしませんから、

「今夜は、もう家へ帰ってお休み」

お玉は、ここから犬だけを帰して、自分ひとり、めざす方へ行こうとするのでありました。いつも柔順に言うことを聞くはずのムクが、帰れと言われても今宵はそれを聞き分けずに、お玉が歩きだすとムクはやっぱり後をついて来るのでありました。

「ムクや、お帰りというのに」

🎶

夕べあしたの鐘の声

寂滅為楽と響けども

聞いて驚く人もなし

花は散りても春は咲く

鳥は古巣へ帰れども

行きて帰らぬ死出の旅

野辺より彼方の友とては…

‼️

この時、表に待っていたムク犬が、低く唸うなるように声を引いて吠えました。ムク犬が声を立てることは珍らしい。しかし、この時の吠え声は人を驚かすほどに高い声ではなかったから、誰もムク犬が鳴いたとさえ気がつかなかったのを、弾きさしていたお玉の三味線にはそれがこたえて、お玉はハッと撥ばちを取落すばかりにしました。

ムク犬の吠える時は、お玉にとっては、きっとそれが何かの暗示になります。二声目を聞こうとしたが、それはそれだけで納まって、それからムク犬は吠えませんでした…

・・・・・

・・・・・

🐕‍🦺✨👘✨🖋️

〈お玉はよく間の山節をうたい、ムク犬はよくお玉を守る。〉

僕らは、常に不安を抱きながら毎日を生きている。行きて帰らぬ死出の旅。(強いムク犬がいてくれたら心強いのに…)毎日が辛いことばかりでも、計らずもの何かの力によって幾分か回復することもある。今日は「でんぞう商店」さんでした😌…ありがとうございました。また伺います。

🐕‍🦺

…ムク犬はどこへか駈けて行ってしまった。濡れ衣が晴れたお玉も、そういつまで遊んでいられるものでないから帰りの仕度をする。…これらの連中の心々はそれぞれ違うけれども、そのめざして行くところは、みんな東の空。

🐕‍🦺✨👘✨🖋️

———-

コメント

タイトルとURLをコピーしました