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☕️【pise_kitchen】
☕️【pise_kitchen】
長野市長野東後町2-1
🍝レモン・明太子のクリームパスタ
🥂ジンジャーエール
(お店の存在は知っていたけれど)
「たまたま」なのです。横断歩道の信号待ち。
「オープン」の看板が風に煽られて、音を出してバタン。外にいた人がそれを直す、右に左にと繰り返し…歩いている。誰か待っているのだろうか?…お店に入られたので、僕も何だか連れられるように…これも何かの運命か、ドアを開けたのでした。
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ランチタイムは終了していましたが、パスタを作っていただきました。ありがとうございます。料理が出てくるまで、店内の本棚を眺めていました。先日に投稿した村上春樹や、原田マハ…伊丹十三…その他…がある。これらを取り揃えた人は、どんな人なのだろう。本について、内容について、と、良いお酒が飲める人なのかもしれない…お互いに…。
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看板を直していた人、今度は宅配便の受け取りをしていました。カウンターの店長さんが「ありがとう」…「あれっ!お店の人じゃないんですか?」…「お客さんですよ、人を待っている…」。…そうか、窓の外、通りを気にしているな、と思っていました。しばらくして入店してきた人は「👩🏻女の子」…。
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この世界は辛い。社会は冷たい。最初だけ楽しく思うのはどんなものも同じ。恋愛も同じ。友情も最初の頃は蜜月が続く。…そこから先をどのように生きるか。人に聞いてもわからない。
《酒はなんでも教えてくれるけれども、肝心なことは「知らん」という。…生きているのだから、悲しいのはあたりまえ》
…やはり書棚に読んだことのある本がありました。手にとる。…これも何かの運命か。
👩🏻
私達にはいつだって、可能性という名前の味方がついているのだから。四人で一人。でも、一人でだって頑張れる…」…「とにかく、乾杯しよう。ね、…」
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📕『あまからカルテット』
📕『あまからカルテット』
柚木麻子 2013
咲子、満里子、由香子、薫子。女子校時代からの仲良し四人組。アラサーに迫り来る恋や仕事の悩みを、それぞれに持ち寄る。稲荷寿司やおせちといった料理をヒントに、四人で協力して乗り越えていく。
🥢恋する稲荷寿司
🥢はにかむ甘食
🥢胸さわぎのハイボール
🥢てんてこ舞いラー油
🥢おせちでカルテット
🎇
男の人としゃべったのは六年ぶりだ。咲子は気が付き、目を見張る。いやいや、出会いの少ない仕事とはいえ、異性と接する機会がまったくないとは言えない。…しかし、ここでいう男の人とは、恋愛対象になりうる異性という意味だ…我慢できなくなり、一息にまくしたてた。「私はこの近所で、自宅でピアノを教えているんです。今日は生徒のお母様達に誘われて来てみただけです。私は独身です。家族は母が一人。二十八歳です。恋人はいません
っ」
🍸
「あの晩、キスした時…。炭酸とウイスキーとレモン以外に、何かもう一味あったのよ」
…小さな店に張り詰めた空気が流れる…
「私、あなたみたいになりたい。なれるかわかんないけど…。あなたみたいに、好きな男を大切にできる女になっていきたいよ」
堪らなくなったように、満里子はわっと泣き出し、薫子に抱きついた。
まるでハイボールの泡が消えていくかのように、雨は徐々に細く弱くなっていく。
バーの灯りがぽとりと落ちた。
🖋️
《カルテット》一人一人がソロとしても活躍できるほどの個性を持つ人の集まり。
四人組は、共に行動をし、何でも打ち明け合う友情で繋がった仲間。しかし、就職や結婚で別々の道に進むと、友情に翳りが見える。恋愛に夢中になって付き合いが悪くなったり、家事や仕事が忙しくて友達どころではなくなったり。しかしこの四人の友情は、それでも続いていく。その理由は、「食の趣味が同じ」ということ。
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想うこと
☕️✨🥢✨🥂
ご馳走さま。
もし、この時間に「お酒」が飲めたのなら、初めましてでも、きっとお喋りができたと思う。そんな空気感を持つカウンターでした。ココは「美味しいものが好き」という共通点がある人たちが集まっている。そこに、その楽しい時空に「本好き」ポジションで混ぜてもらえないかな?…僕も誰かのために多少なりの〈微笑み〉をつくることができるように思う…。そこそこに「お酒に助けられて、お酒に裏切られて」を経験していますから…。
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👩🏻
「…できるかな」
「できるに決まっているでしょ。私達四人とも、こんなに性格も趣味も違うのに…会えばくだらない話しかないけどさ…」
「…その時々で頼って頼られて生きていこうよ。私達にはそれができる」
そうだね、ありがとうーー。返事の代わりに咲子は微笑んで…
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《pise_kitchen》さんにて
☕️✨🥢✨🥂
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