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☕️【消灯珈琲】
☕️【消灯珈琲】
長野県上水内郡飯綱町牟礼513-1
夏の暑い日。お盆の三日間は特別営業で15:00〜20:30。まだ暑さが厳しい4時前に訪れました。もうカウンターは埋まっていて、初の2階です。扇風機の風と音が心地よい。夏です。大人の夏休み。
🧊アイスコーヒー
🍮プリン
夏のアイスコーヒーって、本当に美味しい。香ばしいゆえに苦い飲み物なのに、最後まで甘いものを必要としない。グラスにつく結露に触れて、氷を眺めるという楽しさ。味覚以外で味わいが変わる。
初めての二階だから、と初プリン。カラメルの苦さが大人っぽい。プリンというものには、つい子供時代の懐かしさを求めがちなのですが、いまだに大人の世界を知らない所以からか、このプリンにほのかな憧れを感じます。
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僕は夏になると、たまに。心の危ういティーンエイジャーになってしまう。「苦い」ものに惹かれる。
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📒『悲しみよこんにちは』
📒『悲しみよこんにちは』
(Bonjour tristesse)
1954
フランソワーズ・サガン
(Françoise Sagan)
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「アンヌ、行かないで。間違いだったのよ。私のせいなの。あなたに説明するから」
「あなたには誰も必要じゃないわ。あなたにもあの人々も…」
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主人公のセシルは十七歳の娘、十五年来やもめ暮しをしている遊び好きのダンディな若い父とパリで陽気な生活を送っている。その年の夏、彼らは南フランスの美しい海辺のほとりに白い別荘を借り、父レエモンの愛人で半玄人のエルザと三人でヴァカンスを満喫している。セシルは海辺で知り合ったソルボンヌの学生シリルと仲良くつき合っている。そこへ、父の招待で、セシルの亡母の友達、クーチュールの仕事をしている上品で教養の高いアンヌが到着する。当初は何事もなくたのしいヴァカンスがつづけられているが、セシルは父がアンヌに惹かれはじめていることを敏く感じとる。
🖊️
アンヌは恋の一夜の風をその顔のやつれに見せ、幸福そうにほほえんでいた。セシルはアンヌから、「お父様と私 、結婚したいと思っているの」と打ちあけられる。セシルには、結婚や東縛に反対していた父が一夜で決心するとは信じられなかった。陽気なパリのつどいや半玄人の女の子たちや夜遊びといった、今までの生活が打ち切られて、父はブルジョア的で優雅な、計画立った生活をはじめることがほんとうに可能だと思っているのだろうか。
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想うこと
☕️✨🍮✨
大人の夏休み。それはとても短い。
短いゆえに幸せを求める。言葉を選んで、ひそやかにささやいてみる。感受性のみで時間を見つめてみる。
一方で、夏は儚い。
儚い切なさゆえにモラルに反してみたくなる。倦怠感と孤独感も必要なのだ、と振る舞う。
暑い夏のさなか。茹だる暑さ。
心の危ういティーンエイジャーとなり大人というものを見つめてみる。
大人の世界は甘くも苦い。
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「消灯珈琲」さんにて。
幸せな、大人の苦い味わいとともに。
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《私がベッドの中にいる時、自動車の音だけがしているパリの暁方、私の記憶が時どき私を裏切る。夏がまたやってくる。その思い出と共に。悲しみよこんにちは》
☕️✨🍮✨
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