お店:☕️ ☕️【王ヶ頭ホテル〈Cafe 2034〉】/書物:📕『美ヶ原熔岩台地』(尾崎喜八)

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☕️【王ヶ頭ホテル〈Cafe 2034〉】

☕️【王ヶ頭ホテル〈Cafe 2034〉】

長野県松本市大字入山辺字美ヶ原8964番地

🍔バーグサンド

🧁ケーキセット

🧊アイスコーヒー(セットに含む)

美ヶ原トレッキングのご褒美のようなカフェ。

見晴らしのよい場所で景色を堪能。至福の休憩時間、至高のカフェタイム。

カフェで過ごす良い時間だけ、憧れの「王ヶ頭ホテル」のゲストになれるような気がする。今はまだカフェで満足。いつか宿泊してみたい。人には「身の丈」がある。僕はまだまだ「只者」。無理をしてお金のチカラで自身を飾りたくはない。…山頂のこのホテルが似合うようになったら…中身が伴ったら…いつの日か。

自分の本当の能力を分かってくれるのは

自分と同じくらいの能力の持ち主…という

そういう人に出会いたいし、出会えるように自身をレベルアップしたい。出会えていないと感じるのなら、自身に原因があるのだ。…だから黙々と歩いてみる。

📝

「ある単独登山者の告白」(尾崎喜八)

…それのできる人々を羨ましいとは思いながら、やっぱり僕は僕に相応な山路を行く…

地形学、景観地理学、動物学、植物学、気象学。人がその一生を捧げてなお足らぬこれらの学問に対する自分流儀の哀れな独学も、僕にとってはやっぱり夢中への溺没だ。生甲斐だ。生の充実感の対象だ。そういう学問を正規に勉強できなかったことへの痛恨が、ここでもまた僕を駆り立てて、結局は僕がそう成るところの一つの型の詩人にする。そして詩人とは永遠に渇を訴える乾燥の神の子ではないだろうか。

🥾トレッキング

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「道の駅・美ヶ原高原」

↓ 10分

「牛伏山」

↓ 15分

「山本小屋」

↓ 10分

「美しの塔」

↓ 10分

「塩くれ場」

↓ 30分

「王ヶ頭ホテル」

↓ 20分

「王ヶ鼻」

→ 折り返し

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美ヶ原高原のシンボル「美しの塔」。

美ヶ原は濃霧になることが多く、遭難が多発しました。その対策の一つとして霧鐘を備えた避難塔が「美しの塔」です。1954年(昭和29年)の秋に高原の中央部に設置され、1983年(昭和58年)に改築されました。

美しの塔に刻まれた詩

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📕『美ヶ原熔岩台地』

📕『美ヶ原熔岩台地』

詩集「高原詩抄」 (昭和十七年) より

「美ヶ原熔岩台地」

登リツイテフイニヒラケタ眼前ノ風景ニ

シバラクハ世界ノ天井ガ抜ケタカト思ウ。

ヤガテ一歩ヲ踏ミコンデ岩ニマタガリナガラ、

コノ高さニオケルコノ広ガリノ把握ニナオモクルシム。

無制限ナ、オオドカナ、荒ッポクテ、シンセンナ、

コノ風景ノ情緒ハタダ身ニシミルヨウニ本原的デ、

尋常ノ尺度ニハマルデ桁ガ外レテイル。

秋ガ雲ノ砲煙ヲドンドン上ゲテ、

空ハ青ト白トノ眼モサメルダンダラ。

物見石ノ準平原カラ和田峠ノホウヘ

一羽ノ鷲ガ流レ矢ノヨウニ落チテ行ッタ。

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尾崎喜八(1892-1974)は自然と音楽を愛した詩人。戦後の7年間、長野県に住み、後期の代表作である詩集『花咲ける孤独』を書いた。戦前から続く長野県の自然と郷土と山々への愛着はさらに深まり、散文集『山の繪本』、随筆集『音楽への愛と感謝』ほか多くの著作を残した。また「山の詩人」としても知られ、1958(昭和33)年に哲学者・串田孫一らと山の文芸誌「アルプ」を創刊した。最晩年の随筆『音楽への愛と感謝』の「あとがき」に「音楽の美に装われながら文学の仕事に一生を捧げたかった。そしてその望みは、多少なりとも叶えられたように自分では思っている」と書き記している。

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想うこと

🥾✨☕️✨🧁✨

👩🏻👨🏼‍🦱🧒

大学生らしき男女3人組と仲良くなりました。…綺麗で流暢な日本語で話しかけてくれました。方向同じ、帰りも同じ。カフェ休憩も。いつも前後にいて写真を撮ってあげたり、撮ってもらったり。彼らはそれぞれ母国が違うらしく、インターナショナルスクール系の生徒かと。…とてもいい人たち。…その3人同士での話し言葉も、僕への言葉とおなじ「綺麗な日本語」でした。彼らは才能も長けていて、ただただ感心するばかり。

…山頂から見下ろすと思う。この世界は「優等生」「ルッキズム」「金持ち優位の社会」と決めつける人の何と多いことか。…所詮は、境遇、運命のガチャだと、嫉妬で攻撃するのは、自身の能力を誤解しているちっぽけなレベルの人。悲しいことに、それは僕も同じだ。まだまだ「美しさ」をわかっていない。この世界の「大きさ」を知らない。

「登りついて不意にひらけた眼前の風景に しばらくは世界の天井が抜けたかと思う」

僕から少し離れたテーブルで、その3人組は楽しそうに自撮りを始めました。「APT.」のサビ部分を歌いながら、ソフトクリームを食べていました。…可愛いな。…(中身も)…綺麗な、美しい人たちを見ると、羨ましくて、泣きそうになる。

仲良し3人組。彼らに出会えてよかった。

…「美ヶ原高原」にて

🥾✨☕️✨🧁✨

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